スピリチュアルブログ版ダイジェスト

《星々からのメッセージを受信する場所が神社》
長年占い師をしている著者は、生まれたときから人が夜空にある星の影響を強く受けていることを知っています。

星々は、わたしたちが幸せになるための道を、天空からヴァイブレーションとして伝えてくれている存在です。ここでいうヴァイブレーションとは、振動や周波数、エネルギーのことを指します。

そんな星々が送るヴァイブレーションを見失わないために、古代の日本人が作った受信基地が神社です。

古代人も、神話や神社によって星々からの大事なメッセージを受け取ってきました。

こうした流れから、著者は星からのメッセージを受け取って運命を変化させたり、幸せな方向へ進んでいったりするために、神社参拝をおすすめしています。

さらに本書では、家を神社にする「おうち神社化」を推奨している点が特徴です。

《おうちを神社化できる》
神社に直接お参りに行くのも良いことです。ただ、家を神社化することで、さらに運命を劇的に変えることにつながっていくでしょう。

著者におうち神社化を教えた、北極老人と呼ばれる人物がいます。

北極老人の教えには、どのような場所でも神社化できるということがあります。

そのため、おうち神社化とは、自宅はもちろんのことオフィスや店舗などの共有スペースにも取り入れることが可能です。

そして、おうち神社化は5つのメソッドを順に進めていきます。
例えば、下記のようなメソッドの内容があります。

①部屋の目的を明確にする
②捨てて生まれ変わる

まずは、ゴールイメージを持つために、部屋を神社化する目的を明確にしていきます。そして、運気のエネルギーが入る余白を作るために、過去のモノを手放すことも大切です。

このほかの3つのメソッドも順にこなしていくことで、神様がよろこぶ空間がつくられていきます。

おうち神社化をすることで、空間や頭のノイズが祓われ、無心に近づいていくことでしょう。

《おうち神社化によって生まれる変化》
おうち神社化をすると、運が良くなっていきます。

無心になれることで、元気になったり悩みが解消したり、ヒラメキが生まれたりすることもあります。なかには、人間関係に変化が見られる場合もあります。

下記は、おうち神社化による具体的な変化の例です。

・離婚寸前の危機を脱した
・大きな仕事や新しいお役目が舞い込んだ
・ミーティングが盛り上がるようになった
・ギスギスしていた職場の雰囲気が明るくなった
・売上までアップした
・気持ちの整理ができ前向きになれた

このように、神社化によってより良いご縁が結ばれる空間が生まれます。

本書には、著者が人生の師・北極老人に教わった数々の秘法が載っています。神棚の祀り方のほか、場所ごとの掃除や収納の具体的な方法が、写真つきで解説されている点もポイントです。

開運し願いを叶いやすくしたり、穏やかに過ごせたりする環境づくりに挑戦したい人にぴったりな1冊といえます。

目次

• はじめに
• 1章　おうち神社化でまず知ってほしいこと
• 2章　おうち神社化5つのメソッド
• 3章　木火土金水の場づくり
• 4章　日本式風水
• おわりに

一言コメント

木火土金水といった五行タイプから場をつくる方法も載っており、より自身に適した神社化ができる点が魅力でした。また、収納例や掃除、神社化に使う道具のカラー写真が豊富なため、イメージがつかめて実践にも移しやすいと思います。日々過ごす空間を神様がよろこぶ状態にしたい方は、ぜひ本書をご覧になってみてください。

注目の文章ピックアップ

・それまでのわたしは、「神様は神社にしかいない」と思っていたのに、北極老人の教えは「日常の中に神様をお迎えする」というものだったからです。

・神様は“すべてを生かしたい”と思っています。エネルギー、モノ、お金、時間、生命のすべてを。だから、そのいのちが最大限、生かされるように、大切に使うことが基本です。

・だんだん、わたしにとって掃除は“仕事”ではなく、神様をお迎えする“儀式”へと変わっていきました。
汚れたから、散らかったから、掃除するのではなく、人が、モノが、空間が、愛しいから掃除をするのだと知りました。

・北極老人は、まるで呼吸をするように、いつも自然に掃除をされます。席を立つときも、イスやテーブルをやさしく手で撫でてから、その場を後にされるのです。

・「いつも彼が掃除してくれてるから、自分もキレイに使わなきゃ……」と、周りの人の意識まで変わっていったのです。すると、使う人それぞれが、自から場を大切にしてくれるようになりました。

・空間づくりは“祈り”とセットです。その空間で、誰と、どんな時間を過ごしたいのかをイメージすることから、神社化は始まります。

・クローゼットや棚の中など、広いスペースに適当にモノを置いていくと、すぐに乱れます。ですから、まずスペースを区切るために、適切なサイズの“箱”を置き、その中にモノを収めていきます。

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