最初の人びと 人類は宇宙からきて、そして還れなくなった
保江 邦夫(2023/2/24)

 

最初の人びと 人類は宇宙からきて、そして還れなくなった

  • 著者:保江 邦夫
  • 出版:株式会社ビオ・マガジン
  • 発行:2023年2月24日
  • 価格:1,500円+税
  • 頁数:208ページ
  • 評者:西野 良子
  • 編集:スピりんく 編集部

スピリチュアルブログ版ダイジェスト

本書は、著者の保江邦夫氏が、シリウス由来の魂に向けて、故郷へと帰還するための唯一の方法を伝えるために著した本です。

この地球は、3000人の魂がシリウスから来たまま、還れなくなっています。保江氏がかつて「シリウス宇宙艦隊司令官」として3000人の人びとに地球への偵察を命じた際に、ニビル星人に捕われ、地球を流刑地としてバリアを張って帰させないようにしているというのです。

<<還れなくなった人びと>>
Introductionのマンガでは、シリウスから3000人の人びとが地球に派遣され、そして還れなくなった経緯が描かれています。マンガによってイメージで直観的に訴えかけます。もし、これを見て「そんなバカな」というよりはむしろ「そうだった気がする」というような懐かしさを覚えたり、切なくなったりした人は、遠い記憶が刺激されたシリウス由来の人である可能性が高いでしょう。

<<著者「保江邦夫」氏について>>
安江氏は、理学博士で数理物理学・量子力学・脳科学が専門です。東北大学で天文学を、京都大学大学院、名古屋大学大学院で理論物理学を学んだ後、ジュネーブ大学理論物理学科講師、東芝総合研究所研究員を経て、ノートルダム清心女子大学教授や同名誉教授も務めました。また、キリスト伝来の活人術である冠光寺眞法を主宰し指導しています。

<<生きづらさを抱えた人はシリウス由来の魂かも>>
安江氏は、日本には宇宙由来の魂が多く、中でも高次元のアンドロメダ星雲やシリウスの魂たちが集まっていると言い、その特徴としては以下のような人だそうです。

・繊細で、この地球では生きづらさを感じている人
・とにかく、いい人
・子どもが喜ぶようなことに胸踊らせる人
・お金や権力に執着がない人

こうした人は、物やお金が第一の資本主義である現在の地球には馴染みにくく、生きづらさを抱えてしまいます。それは宇宙から来た魂であったため、どうしても「魂の本質」とは違うこうした地球の価値観を受け入れられなかったためだと考えられます。

<<故郷シリウスに帰還するために>>
地球での輪廻転生を終わりにして、シリウスへと帰還するためには、どうしたら良いのでしょうか?

それは、あなたが高次元の魂であることを思い出し、自らの魂を光輝かせていくことを意識することです。そのように高次元と波長を合わせる(共振する)ことは、地球上に張り巡らされたバリアや様々な制約を外して帰還するための脱出装置になります。

高次元とつながるためには、自分が楽しいと感じて夢中になることや、車の運転をすることだと著者は述べます。それは、車の運転をすることで右脳モードになりやすいからです。

もし瞑想が苦手なら、車の運転をおすすめしたいとまで、安江氏は述べます。安江氏自身、運転中に右脳モードに突入し、不思議な体験を何度もしているそうです。

でも何より大切なことは、「愛あるところが故郷」ということを忘れず、地球で今生を楽しむことです。
右脳モードで高次元とつながることを意識することで、生きづらさを手放して今を楽しみ、やがて故郷の仲間たちと「地球も楽しかったね」と言い合いたいですね。

目次

  • Introduction マンガ「最初の人びと」
  • はじめに 地球に捕われた魂たちが還る唯一の方法
  • Part1 この地球の「最初の人びと」
  • Part2 シリウス由来の魂を救え! 宇宙からの伝言
  • Part3 シリウスへ還る方法
  • Part4 魂がシリウスとつながり、すべてが変わる
  • Part5 地球にきた目的と宇宙が上げる「のろし」
  • Part6 高次元の魂よ、アンドロメダ直結モードをオンにせよ!
  • おわりに 愛のあるところが故郷

一言コメント

幼少期よりなぜか生きづらいと感じているような人びとは、シリウスから来た魂である可能性が高いということが大変興味深く感じました。そのような人も、愛ある故郷の星を思い出し、今を楽しく生きることの大切さを思い出しましょう。

注目の文章ピックアップ

・なぜなら、あなたが持ち合わせている魂(ソウル)がこの地球由来のものではないかもしれないからです。
その場合、ただ生きるというだけでも、むずかしくなってしまうのは当然なのです

・「最初の人びと」は魂レベルで愛あるふるさとへの帰還を願っています。それが、地球の価値観では生きづらかった要因です。

・地球の人間の体に入ったシリウスの魂たちは、自分たちは「魂の存在である」ことを覚えていて、右脳型の平和なレムリア文明を築いていた(これが後の縄文文明につながる)。

・美しい生き方をしていさえすれば、きっと同郷の魂の仲間たちとも出会うでしょうし、そして、魂のふるさとに帰還できる日が必ずやってくるはずです。

・要するに、 右脳モードのときは高次元とつながっていて、左脳モードのときは自我意識 (我欲)に支配されやすい、ということです。

・もちろん、誰もが驚くような奇跡的な現象が頻繁に起きなくても、普段から右脳モードで生活していると、かつての日本の縄文時代や江戸時代のように魂本位の美しい生き方になってきます。

・そんな風に心豊かに生きていた江戸時代の人たちに比べて、現代人が幸せを感じにくいのは、それこそ「魂の牢獄」にとらわれている証拠です。

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最初の人びと 保江 邦夫

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