スピリチュアルブログ版ダイジェスト

本日ご紹介するのはスピリチュアル本作家として、本の執筆活動はもちろんのこと、カウセリングや全国での講演活動も行なっている井内 由佳さんが神様について書いた最後の本となります。

この本では著者自身が最近苦しみ、乗り越えた悲しみなどの負の「感情」について書かれており、日々仕事などで「感情」に振り回されがちな私たちにとって、とても気づきがある内容となっています。

著者は悲しみなどの負の「感情」をどうやって解決するかを考えた末に、「感情はコントロールするものではなく、悲しいことを失くせばいい」ということに気づき、著者自身が「悲しいことを失くすこと」に意識を向けた結果、「感情」の問題を乗り越えることができたと本の中で語っており、この本ではその方法について書かれています。

また、この本の中では感情」の問題を乗り越える方法について述べるために、「感情」を「喜」、「怒」、「哀」、「楽」に分けており、それぞれの感情について詳しく解説しながらも、「どのようにその感情をうまくコントロールするのか？」についてわかりやすく述べられており、スピリチュアルには縁の遠い方でも実践しやすい内容となっています。

先ほども述べたようにこの本では「喜」、「怒」、「哀」、「楽」に感情を分けて、「どうやってその感情をコントロールするか？」という問いの答えがわかりやすく、私たちが実践しやすいように書かれています。
全部の感情に共通して著者が述べていることが3つあるので、今からその3つのことをご紹介したいと思います。

・悲しみや怒りの感情にとらわれてはいけないこと。

私たちが怒りと悲しみを感じた時にその感情にとらわれ、常にその感情に支配されてしまうとまた同じような感情を感じることが起きてしまい、ずっとその感情に感じ続けてしまいます。そうなってしまっては幸せに生きることはできません。

・大切な人を大事にすること。

私たちが生きていく中で、誰かしら大切な人、一緒にいて楽しい人がいると思います。著者はその人を大事にして、その人と一緒にいる時間を多くすることが大事だと述べています。
そうすることが人生の使命であり、無上の喜びを感じられる有効な方法になります。

・常に楽しいこと、嬉しいことを考えるようにすること。

日頃から常に楽しいことや嬉しいことに意識を向けることによって、神様が楽しいことや嬉しいことをもっとくださると述べています。また、そうすることでアナタの周りに人が集まり、人生が上手くいくようになるとのことです。

人生において、先ほどご紹介した3つのことに加えて、その他にもこの本で著者が述べている「経験、方法、神様の言葉」をしっかりと実践することで、私たちは感情をコントロールすることができ、人生を豊かにできることでしょう。

目次

• はじめに
• 第１章 喜
• 第２章 怒
• 第３章 哀
• 第４章 楽
• 第５章 神様からの幸福論

一言コメント

この井上さんの本は、日常生活にすぐに活かせそうな本当に実践的な内容でした。また、本の内容も優しく語りかけるような文章で書かれているので、読みやすいです。

注目の文章ピックアップ

・大切なことは限られた自分の命を使う優先順位は何かということを自分でハッキリと知ること。それはね”事”ではなく”人”で考えるの。自分の命は誰のために使うものなのかを。これが肝心。

・目2＋耳2＋鼻2＝6　口1　つまり６の情報を得て1話す。　これが人と付き合って喜びを持てる黄金比率かな。

・悲しい、切ない、淋しい、悔しい、苦しい、つまらない、許せないという感情は、壊すエネルギー。商談を壊す、縁談を壊す、人間関係を壊す、体を壊す、お肌を壊す。つまり破壊のエネルギー。

・悪口って言っている人だけじゃなくて、聞いている人もマイナスのエネルギーを産出してしまう。言うほうも聞くほうも同じベクトルのエネルギーを産出しているから、相乗効果でエネルギーが強くなって、ものや身体や人間関係が壊れるエネルギーを生むことになる。

・自分は恵まれている。自分はしあわせ者、そう思って暮らしてみようよ。あまり寝てなくても疲れないし、風邪なんかもひかなくなるから。

・人はね、感謝して恩にきることによってしあわせになり、豊かになっていくの。感謝が足りないとか、恩ある人に恩を返すことができないと、いろんな努力を重ねてもそれが実る邪魔をする。

・わたしたちはどこに気持ちを向けるのかということがとても大切。なぜなら、向けている感情と同じ感情をまた呼び込むからなの。

・大好きな人たちと過ごす時間と空間。これほど人生において大切なことはないと思う。

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