「あなた担当の神様」のみつけかた
- 著者:真壁辰郎
- 出版:株式会社飛鳥新社
- 発行:2019年4月7日
- 価格:1,111円+税
- 頁数:191ページ
- 編集:スピりんく 編集部
スピリチュアルブログ版ダイジェスト
私たちにはみなそれぞれ自分の担当となる神様がいて、生まれたときから死後までずっと見守られています。
そんな自分だけの人生のガイドとなる神様は産土神様と呼ばれ、本書ではその産土神様のみつけかたと心の通わせ方について詳しく説かれています。
<<担当の神様はあなたの生誕地にいる>>
産土神様がいる産土神社は、あなたの母親が妊娠五・六ヶ月の頃に住んでいた土地の近くに存在しています。
生誕地から4キロ以内の全ての神社が候補となり、産土神社にならない神社と、産土神社の候補になりえる神社にはそれぞれ次のような条件があります。
産土神社にならない神社
・歴史が浅く、明治時代以降に創建された神社
・武将や歴代藩士、民間人などを主祭神とした神社
・稲荷神社
産土神社の候補になりえる神社
・歴史が古く、最低でも江戸時代に創建された神社
・地名と神社名が一致する神社
・天満宮
・地名に「宮」の字が入っている場所に鎮座している神社
・3キロ以上離れたところにある神威の強い神社や社格の高い神社
・鎮座地が創建時から移転していない神社
実際に産土神社に足を踏み入れて「自然と涙が溢れてきた」などなにかを感じる人もいれば、特に体感はない人もいるなど、サインを感じ取るかどうかは人によって様々です。
また、自身の心の状態によっても感じ方が違うため、最初はなにもなかった神社に改めて参拝したらサインを感じたという例もあります。
候補の神社をリストアップしたら、とにかく全ての神社を訪れて、自分の足と感覚で確かめてみましょう。
<<神様と心を通わせるための参拝作法>>
ただ神社に足を運ぶだけでなく、神様に喜んでもらえるポイントを抑えた参拝をすることが重要です。
参拝の際に以下のような点に注意をすると、神様に気持ちよく迎え入れてもらえることができます。
・鳥居のまえでは立ち止まってしっかりと一礼する
・参道を横切るときは軽くお辞儀をする
・正式な作法で手水を行う
・二拝二拍手一拝の拝はゆっくり深く
・肩の力を抜き、目をしっかり開けて正面を見据えてお祈りする
<<神様に愛される人間になる>>
一生涯担当してくださる産土神様の他にも、私たちは多くの神様に守られています。
自分自身の状態や魂の成長に合わせて神様が増えたり減ったりし、ついている神様の本気度も数も人によって異なります。
そして、多くの神様の後押しをいただくためには、あなた自身が神様に愛される人間になる必要があるのです。
神様に愛される人間になるために、次のようなことを意識して生活してみましょう。
・願いごとが叶ったら神様に感謝を伝える
・「ありがとう」「おめでとう」など波動の高い言葉を使う
・明るく、よく笑い、思いやりのある人間になる
・部屋は掃除が行き届き、整理整頓がきちんとされている
・お金は人のために使い、気前よくすぐに支払う
近年ではパワースポットが高い注目を浴びており、有名な神社にお参りすることでご利益があると思っている人も少なくないでしょう。
しかし実際には有名なパワースポットが必ずしも自分にとって運気があがる場所であるとは限りません。
この日本のどこかに自分の担当の神様がいて、その神様がいる神社こそが自分だけのパワースポットとなるのです。
本書に書かれている方法と意識すべきことを参考に、あなたも自分の担当の神様を見つけてみてください。
目次
- はじめに
- 第1章 神様からのファーストコンタクトを受け取る
- 第2章 生まれた土地の神縁を辿って、神様の居場所をみつける
- 第3章 確実に神様と心が通じる正式な作法
- 第4章 神様ネットワークをお借りして、スゴイ神様を紹介してもらう
- 第5章 守護の神様が多い人の習慣、少ない人の習慣
- おわりに
- 見るだけで運気があがる神気写真
一言コメント
日本のどこかに自分担当の神様が存在していて、その神に出会うと運がよくなり魂が成長していく。
そんな事実を知って自分担当の神様を探さずにいられるでしょうか?
1ページめくるごとに「早く自分の神様を探したい」とワクワクが止まらなくなり、読み終わったあとには産土神に守られているような安心感に包まれる一冊です。
注目の文章ピックアップ
・昨今では、有名な神社へ次から次へと参拝されるという人も多いのですが、願いごとはあなた自身の産土神様にお伝えするのが安心です。
・自分も最大限の努力を惜しまないことを宣言します。神様は努力する人間が大好きですから、こうすることで格段に、神様に思いが通じやすくなります。
・神様にお伝えしたいことがあるならば、聞いていただきたいことがあるならば、しっかりと目を開けて正面を見据えましょう。
・神社参拝では、胸の中心から思いを発すること、心で受け取ることを実践することになりますから、直感力の向上にとても役立ちます。
・人間の願いも大きなことが最初から一気に叶うことがないのと一緒で、神社のご開運も徐々に目に見える形で実を結んでいきます。
・神様に愛されて最大級の後押しをいただく、そのためには神様に「助けてあげたい」、「応援したい」と思ってもらえるような人間になることです。
・神様に愛される人は漏れなくみな、言葉遣いがとても丁寧で、きれいな言葉を使うのです。