龍神のすごい浄化術
- 著者:SHINGO
- 出版:株式会社 三笠書房
- 発行:2023年1月20日
- 価格:850円+税
- 頁数:270ページ
- 評者:井口 まどか
- 編集:スピりんく 編集部
スピリチュアルブログ版ダイジェスト
本書は、龍神の強大なパワーを借りて、正しく邪気払いする方法が具体的に記載されている書籍です。
邪気払いの方法といっても、特別なスキルや道具が必要なわけではなく、日常生活の中で誰でも簡単にできるものばかりです。
邪気払いにはさまざまな方法があり、本書ではそれらを「朝・昼・夜の浄化術」「お金の浄化術」「人間関係の浄化術」「住まいの浄化術」「低級霊の浄化術」の5つに分類して、わかりやすく解説しています。
《著者「SHINGO」氏について》
本書の著者であり、ドラゴン・スピリチュアルマスターとして活動するSHINGO(しんご)氏は、以前、会社員だったときにストレスによるうつ病を発症し、14年間勤めたブラック企業を退社した過去があります。
退社後、心のリハビリのために和歌山県にある高野山奥之院(こうやさんおくのいん)を訪れ、龍神を視たのをきっかけに、龍とつながれるようになりました。
以後、人と龍をつなぐ個人セッション「龍つなぎ」を開始したほか、大規模スピリチュアルイベントへの出演、「ドラゴン・アクティベーション」と呼ばれるワークの披露など、龍を呼び、龍をつなぐ世界的なドラゴン・スピリチュアルマスターとして活躍しています。
また、龍神とつながって夢を叶える方法について、ブログや大手動画配信サイトなどで定期的に情報発信しているのに加えて、作家としても活動中です。
《「邪気」とは何か》
理由はわからないけれど、さまざまなことがうまくいかないときは、「邪気(じゃき)」が原因かもしれないと著者は本書内で述べています。
邪気は目に見えるものではありませんが、邪気によって体調を崩したり、人生をつまらないものにしたりといったやっかいな存在です。
「邪気」は邪(よこしま=横しま)な気と書くことから、本来あるべき状態からズレている、つまり、“本来の状態を乱す見えない力”を表します。
日常を過ごしていると、どうしても邪気が溜まってしまうため、定期的に邪気払いをする必要があると著者は主張します。
《正しく「邪気払い」することで人生が好転する》
「邪気払い」は、本書では“浄化術”と表現されています。
邪気払いの歴史は古く、国生みの神様で知られる伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が登場する日本神話にも記述されているのです。
神社参拝の際に手水舎(ちょうずや)で手や口を清める、玄関に盛り塩を置く、塩風呂に入るなど、邪気払いにはさまざまな方法があります。
しかし、9割の人が間違った邪気払いをしているため、期待通りの効果が得られてないと著者はいいます。
間違った邪気払いとは、神様の力を借りずに自分だけでがんばる邪気払いです。すなわち、神様(龍神)の力を借りるのが正しい邪気払いであると著者は述べています。
水の神様である龍神は、浄化が大得意です。
本書には、著者が守護龍から教わったとっておきの邪気払い(浄化術)が具体的に解説されています。どれもすぐに実践できるシンプルな内容なので、すぐに試したくなるでしょう。
龍神の力を借りることで人生が好転し、自分らしく幸せな人生を歩むことができるとわかる1冊です。
目次
- はじめに -龍神様とのご縁がつながる本
- プロローグ お金・仕事・人間関係…龍神の浄化術ですべて叶う!
- 第1章 龍神は、いつでも・どこでも守ってくれる【朝・昼・夜の浄化術】
- 第2章 龍神は、豊かなお金の流れを生む【お金の浄化術】
- 第3章 龍神は、良縁を導いて悪縁を断つ【人間関係の浄化術】
- 第4章 龍神は、部屋をパワースポットに変える【住まいの浄化術】
- 第5章 龍神は、黄金のドラゴンオーラを強めてくれる【低級霊の浄化術】
- エピローグ 誰もが愛にあふれた、すばらしい存在「龍の時代」を颯爽と生きる
- あとがき -すばらしい開運をあなたに
一言コメント
邪気払いの重要性に気が付き、日常的に実践している人もいるでしょう。ただし、その方法が間違っていたら、十分な浄化の効果は得られません。正しい邪気払いの方法についてわかりやすく書かれた本書は、本来の自分軸からズレていて、何だかうまくいかないと悩んでいる人におすすめしたい書籍です。
注目の文章ピックアップ
・「邪気払い」とは日本に古くから伝わる「人生を変える方法」であり、「邪気払い」をすればビックリするほど人生がうまくいくのです。
・邪気払いも同じで、龍に感謝を伝えるほど、邪気や不測の事態からあなたを守ってくれます。
・自分自身を宝物のように扱うと、他の人もあなたを宝物のように扱ってくれます。自分を愛すると世界・宇宙があなたを愛してくれます。
・そんな龍の視点のように、私たちも自分自身のことを1段も2段も高いところから見るようにすれば、視野がより広くなり、「本当のこと」が見えてきます。
・つまり、自分でできる邪気払いとは強気でいること、元気でいること、そして、嫌なことは断るということなのです。
・心を動かすには、体を動かすこと。そして、大笑いすること。それだけで、自分の感覚が取り戻せるのです。
・なぜならば、笑顔は最強の邪気払いであり、そして幸福を招き寄せるのも笑顔だからです。
・「流」とは「龍」であり、断捨離は、人生に流れ=龍を呼び込む最強奥義なのです。
・目の前のことに感謝し、水まわりをきれいにし、自分の心に正直に生きる。ときには勇気を出して断ったり、離れたりする。これらを繰り返していくことで、少しずつ「本来の自分へ」とかえっていきます。