和の国の神さま
桜井 識子(2019/9/8)

 

和の国の神さま

  • 著者:桜井 識子
  • 出版:ハート出版
  • 発行:2019/9/8
  • 価格:1,600円+税
  • 頁数:271ページ
  • 編集:スピりんく 編集部

スピリチュアルブログ版ダイジェスト

筆者が南九州での取材を通して数々の神社に赴き一人一人の神様から聞いた内容が古事記と重なることから、古事記は実際に起こったことを記している歴史書であると結論付けるまでの検証ストーリー。

高天原にいる天照大神との対話のなかで、天照大神が日本国の魂を背負い、日本と国民を守っている日本国民全員の神様であることも明らかになっています。
天照大神いわく日本人は”神が手塩にかけて育てた民”であり、私たちは自分たちの祖先、国民性、神に大事に育てられてきた民族であることを誇りに思い、希望を持って気高く強く生きるべきだということです。

このように神様とコンタクトを取れるようになるためには、神様・仏様などの高波動の存在と繋がる必要があります。
高波動の存在と繋がることができると、つらいことがあっても必ず切り抜けることができ、心が豊かに、安定した状態になります。
本書では初心者のための高波動専用霊能力アップのための方法が詳しく解説されています。

<<感性のアンテナを高波動に向ける>>
自分のアンテナを幽霊や波動の低い波動のものに合わせない、低級なものに向けない、という意思を強く持っていれば、アンテナが低いほうへと向くことはありません。霊感は神仏のみに向け、その方向から動かさないことが重要です。

<<”わかる”感覚を磨く>>
わかるというのは考えなくても次の瞬間に理解していることです。日常生活でも、スピリチュアルな面でも、わかる自分が大切になってきます。

<<神社での”わかる”感覚>>
心が美しい人、神様が大好きな人、信仰心が厚い人、前向きに一生懸命生きている人など、神様が参拝に来てほしいと思う人が神社に行くと、神様はとても喜び歓迎のサインを送ります。この歓迎のサインに気づくことが、神社での”わかる”感覚を磨く練習になります。
歓迎のサインには具体的に以下のようなものがあります。
・祈祷が始まる
・結婚式に遭遇する
・風が吹く
・蝶が飛んでいたり、動物が現れる
・虹が出たり、曇りの日にいきなり日が差す

<<お寺での”わかる”感覚>>
お寺と神社では意識を置く場所が違います。神社の神様はその神社にいますが、仏像が実際にそこにいる仏様ではありません。そのため、お寺では仏像が仏様と道が繋がっているかを確認する必要があります。仏像の近くに行き、心を空っぽにして見つめて、その仏像がどんな性質なのかを感じる練習をします。何回かやったら能力が開花されるものではないので、こつこつ経験を重ねていくことです。

<<霊山やパワースポットで”わかる”感覚>>
どのような感じの山なのか、どっちの方向からいい「気」が流れているのか、大地はどうなのかなど、山全体を感じる練習や、滝の雰囲気、小川の波動などいろいろなものでチャレンジするといいです。
パワースポットでは空間に意識を向け、どの方向にパワーがあるのか、どんなパワーなのか、どれくらい大きなパワーなのかを感じてみます。

神社、お寺、霊山、パワースポット、いずれの場所でも練習を重ねることが霊能力アップのための方法です。簡単にすぐに手に入れられるものではないので、練習あるのみです。
”わかる”感覚が積み重なっていくと、「自分はわかることができる」という自信を持つことができます。
経験を積む、感覚をためていく、わかる能力がアップしていく。この繰り返しです。

目次

  • まえがき
  • 第1章 南九州での取材
  • 第2章 古事記
  • 第3章 古事記と南九州の深い関係
  • 第4章 天照大神
  • 第5章 高波動専門霊能力アップ講座
  • 願掛けの仕方~あとがきにかえて~

一言コメント

基本的に筆者と神様の対話調で書かれているため、古事記や神様に対しての知識がなくても読み進めやすく分かりやすい内容でした。
また、本の後半には霊能力を身につける方法が細かく説明されており、なにから始めるべきかが明確に記されているので、初心者でも気軽に霊能力アップに取り組むことができました。

注目の文章ピックアップ

・ちょっとした小さなことですぐに腹を立てる、イラッとしたらもうそのままイライラを継続する、人が何かをするたびにいちいちムカつく…。人間の心は、動くままに放っておいたら、すぐに腹を立てます。

・腹が立つことがあっても、落ち込むことがあっても、心は自分で意識して整えて、なるべく雲一つない青空にしておくことが大事です。

・毎日、悲しいと思って生きれば、悲しい人生です。腹が立つ腹が立つと思っていると、腹が立つことばかりの人生になります。日々の自分の思い、心で、人生が決まってしまうのですね。

・高波動の存在と繋がることができれば、見える世界、考え方などが大きく変わり、それにより徐々に自分の霊格が高くなっていきますから、それまでの自分を脱ぎ捨てて、新しい自分になることができます。

・自分のアンテナを幽霊や低い波動のものに合わせない、低級なものに向けない、という意思を強く持てばいいのです。実は私たちが気づいていないだけで、人間の意思には驚くべきパワーがあります。ですから、しっかりとした意思として持っていればアンテナは低いほうへと向きません。

・実は、霊能力の基本は”わかる”ということです。これが一番大切です。「わかる」力がある人、「わかる」能力を高めている人は霊能力がどんどん伸びていきます。

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和の国の神さま 桜井 識子

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