アースチェンジ―近未来の警告書
洪正幸(2023/3/31)

アースチェンジ―近未来の警告書

  • 著者:洪正幸
  • 出版:徳間書店
  • 発行:2023年3月31日
  • 価格:1,900円+税
  • 頁数:372ページ
  • 評者:宮村 凌
  • 編集:スピりんく 編集部

スピリチュアルブログ版ダイジェスト

本書は、月間100万アクセスを超える人気ブログや、オンラインサロン「宇宙の兄弟たちへ@スピリチュアルスクール」を主催する洪正幸氏が、アースチェンジについてわかりやすく解説し、これからの大変革を説いてくれる一冊です。
アースチェンジがスピリチュアル、そして霊界とどのように関わるのかを知れば、ニューアースへ移行できる魂を理解できます。

<<アースチェンジとは何なのか>>
アースチェンジとは、地球変革のことです。今、そしてこれから、地球には多くの変化がおとずれていきます。現にコロナ禍は、私たちの生活に大きな変化を与えました。
これも、アースチェンジの一つです。

今後は、世界的に深刻な景気後退が起こり、それは恐慌と言われるかもしれません。これから私たちは地球の大イベントを経験することになります。
もちろん、恐れる人やうろたえる人もいるでしょう。
しかし、大きな変革、つまりアースチェンジを起こすためには古いものが崩れ去る必要があります。
これは苦しみをともなうものにもなりますが、堕落した地球にならないようにする生みの苦しみなのです。

<<なぜアースチェンジが起こるのか>>
私たち人間は本来、魂の学びや向上のために地球に生まれてきました。
しかし、地球で過ごすことで魂が堕落してしまっています。
今起こっている厄災は、人類のカルマが招いていることなのです。
魂が堕落してしまうならば、地球という場所の意義が無くなってしまいます。
アースチェンジはこのような状態を変革させるために、天意によって起こる地球の再スタートです。

つまり、地球規模で人類がリスタートをする時期だということです。
私たちには今、内面を見つめ、「自分とは何者なのか」「なぜ生まれ、死んだらどうなるのか」という本質的な問を今一度考え直す機会が与えられています。
スピリチュアル的に表現するならば、自分の闇と対峙する時期だといえるでしょう。

<<ニューアースへ移行できない魂>>
アースチェンジが終わればニューアースが生まれます。
つまり、古いものが終わり、新しいものが作られるということです。
しかし、ニューアースの世界には、すべての魂が移行できるわけではありません。
新しい地球に生まれる人と、生まれられない人とに分かれます。
これは、新しい地球の波動を高く保つための魂の選別です。
精神性を忘れ、物質欲や色欲などに傾倒するような“魂の波動が低い人”は一定期間ではありますが、新しい地球に生まれ変われなくなります。
波動が低いままアースチェンジを過ごす人は、地球より過酷な環境の別な星へと転生しなくてはならないでしょう。

<<ニューアースへ移行する人とは>>
アースチェンジが起こる今、自らの思いや行いを悔い改め、新しい自分に生まれ変わる人こそがニューアースへ移行できる人です。
神仏は魂を救済するために、私たちに機会を与えています。

これから多くの試練を掻い潜らなければならないかもしれません。
しかし、日頃から自らを正し、真理を行うことで光へ向かえば、ニューアースへ移行できる魂になるのです。

目次

  • はじめに
  • 序章 スピリチュアルの目覚め
  • 1章 現実となった予言
  • 2章 これから人類に訪れる危機
  • 3章 アースチェンジの時代
  • 4章 終末の世に起こる光と闇の戦い
  • 5章 黙示録の時代と大いなる福音
  • 6章 今の時代こそ大切な霊的真理
  • あとがき

一言コメント

今の地球に起こっているアースチェンジの意味を深く理解できます。著者のこれまでの予言が当たっていることを踏まえ、今後訪れる危機を読むと不安になるかもしれません。しかし本書が、このアースチェンジの時期にやるべきことも教えてくれますし、これから何が起こるのかを知ることができますので、安心を与えてくれます。

注目の文章ピックアップ

・「自分の思考そのものが外界の出来事を生み出している!」

・こうした状況は、私たちが内面を見つめ、人生を考え直す機会ともなっています。

・内にこもる時間は、「自分とは何者なのか?」「なぜ生まれ、死んだらどうなるのか?」といった本質的な問いを生み出す時でもあります。

・人々はこの世の命に目が行っていますが、その先の世界についても知るべきです。たとえ肉体は滅んでも、魂は永遠に続くと知るべき時に来ています。

・私たちは本来、魂の学びのため、向上するために、この地球に生まれて来ることを許されました。

・多くの人は変わっていくことを恐れて、うろたえるでしょう。必死に過去のものにしがみつこうとする努力がなされます。

・大きな変革を起こすためには、古いものが崩れ去る必要があります。

・人々の考えの間違った想念が毒となり、地球全体を覆うと、それが地球の病となり、さまざまな災害を引き起こします。

・今起こっている厄災にしても、人類のカルマが招いていることであり、新たなアースチェンジ=地球変革の時代を迎える時期に来ていると思います。

・人間にとって自由は幸福のもとであり、とても大切なものなのです。

・そのニューアースには、すべての魂が移行するわけではありません。新しい地球に生まれ変われない人も出てくるのです。

・ニューアースに移行するためには、光を選択し、光と共にあり、闇を選ばないことです。

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アースチェンジ 洪正幸

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