UFOと交信すればすべてが覚醒する
- 著者:秋山 眞人 布施 泰和
- 出版:河出書房新社
- 発行:2023年3月20日
- 価格:1,420円+税
- 頁数:208ページ
- 評者:西野 良子
- 編集:スピりんく 編集部
スピリチュアルブログ版ダイジェスト
本書は、「UFOを呼ぶ能力者」である著者の秋山眞人氏が、UFOに関する研究成果のすべてを公開・伝授します。
<<著者「秋山眞人」氏について>>
秋山眞人氏は、13歳の頃から「超能力少年」としてマスコミに取り上げられ、UFOと何度もコンタクトを取っているコンタクティーの第一人者で、UFO観測会を行なっています。
大企業での能力開発や未来予測のプロジェクトにも関わり、オカルトやスピリチュアルなどの多岐に渡る著書は100冊を超えます。大正大学大学院文学研究科宗教学博士課程前期修了。
<<地球を見守り続ける宇宙人>>
著者の秋山氏は、中学生の頃にUFOと遭遇してから、何度もコンタクトを取り、UFOを呼べるまでになっています。
そんな秋山氏が言うには、宇宙人は地球を侵略するために地球にやってきているのではなく、地球人の文明発祥の段階から地球をずっと見守ってくれているのだということです。
確かに、文明の発達した宇宙人が地球を侵略しようと思えばとっくにできているはずですが、そんなことにはなっていません。
あの『浦島太郎』や『竹取物語』も、UFOが地球にやってきて、交流をしていた話だと見ています。
<<宇宙人がコンタクトを決めるとき>>
秋山氏は、宇宙人は地球人からコンタクトをしてくれるのを待っていると言います。
特別な能力を持った人しか宇宙人とコンタクトできないと思われがちですが、そんなことはありません。
ただ、地球人がUFOや宇宙人を怖がる気持ちがまだ強いため、誰の前にでも現れるわけではなく、交流する準備や条件が整っている人の前に現れるのです。
また、宇宙人は、間違った方向に進化しようとしている地球のことをとても心配しています。
そのため、50年先を見越して、「未来に良い影響を与える家族やグループ」であると認められた場合にコンタクトを決めるのです。
それも、宇宙人が地球を長い目で見守り、より良い地球の未来を考えてくれているからなのです。
<<UFOを呼ぶには>>
この本では、UFOを呼ぶための具体的な方法も紹介されています。
まず、時間と空間が非常に重要で、UFOが現れやすいのは「水曜日で、かつ各月の23日か24日で、23日の夜半から24日の明け方にかけて」がベストだとしています。
そして次に、UFOが現れやすい場所としては、もちろんパワースポットが良く、ピラミッド状の山や、昔の人が神々と交信した磐座や巨石構造物があるそば、また朝霧高原のような開けた高原地帯、古代遺跡、祭祀遺跡、古墳のそばが良いとしています。次に、大きな湖や静かな入り江もおすすめです。
人数は5人が良く、それ以上になる場合は5の倍数の人数にすると良いそうです。そして大切なことは、全員がリラックスするということです。
ですから秋山氏は、優しく、考えが偏らず、勇気があって自由にものが考えられる人同士で集まるのが良いとしています。
このようなグループで、5分間だけUFOに向かって呼びかけた後は、リラックスして自由にしていれば、自ずとメッセージが受け取れて、いつくらいにUFOが現れるのかが分かるようになるそうです。
目次
- 序章 新たなステージに入ったUFOと地球人
- 1章 宇宙人はあなたに呼ばれるのを待っている
- 2章 宇宙人のメッセージはいかに受け取るべきか
- 3章 段々と宇宙スケールに意識が覚醒していく
- 4章 UFOとの交信で人生はこれほど変わる!
- 5章 あなたにもできる。UFOの呼び方
一言コメント
UFOや宇宙人に関する情報がとにかく詳しく述べられています。何度もUFOとコンタクトしている著者だからこそ知り得るとても興味深い内容です。さらに、UFOとの交信は誰でも出来るということが学べるので、読めばあなたも実践してみたくなるでしょう。
注目の文章ピックアップ
・本物のコンタクティーは、コンタクトしたことによって、自分の能力を飛躍的に高めることができます。
・SF映画でしばしば描かれるように、文明の発達した宇宙人たちが地球人を征服しようとしたら、あっというまにできていたはずです。それをしなかったということが、彼らが地球人に寄り添って地球を見守ってきたという証拠なのです。
・もう一つ、宇宙人が人類に与え続けている根本テーマは「自由と発展」です。
・地球人に呼びたい気持ちがあって、かつ条件が整ったらUFOはいくらでもやってきます。
・まず最初に「宇宙人と交信したり、宇宙存在からの啓示を受けたりするといったような作業は、特別な能力や鍛錬を積んだ者でなければできないだろう」という先入観を捨てることです。
・そのとき、宇宙存在は私に次のように告げました。「いったん、君たちの同胞の黒い龍のごとき我欲に絶望を経験せよ。そして明確にそれと決別する意思を表明しなさい」と。
・人間の能力は、じつは果てしないのです。激しく集中すれば、とことん掘り下げることができます。
・この集中と弛緩によって、未来を垣間見て、同時に未来から現在をのぞくことができるようになるわけです。