小野寺S一貴の龍に願いを叶えてもらう方法
小野寺S一貴(2018/3/31)

 

小野寺S一貴の龍に願いを叶えてもらう方法

  • 著者:小野寺S一貴
  • 出版:宝島社
  • 発行:2018年3月31日
  • 価格:1,300円+税
  • 頁数:141ページ
  • 評者:工藤祐美子
  • 編集:スピりんく 編集部

スピリチュアルブログ版ダイジェスト

『妻に龍が付きまして…』で龍神ブームを巻き起こした作家で古事記研究家の小野寺S一貴氏が、龍神ガガから教えてもらった、誰にでもできる“龍神とのつながり方”を解説したスピリチュアルな開運本です。

著者の妻・ワカさんは、2016年春に突然「龍神ガガ」の声が聞こえるようになり、龍神との交流が始まります。当時、著者は政治家に対する不信感から長年勤めた技術者の職を辞し、選挙に立候補しますが惨敗、人生の目標を失いかけていました。

しかし、龍神ガガに導かれ、その教えを実践するうちに、あれよあれよという間に著者夫妻の人生は好転します。ガガとの対話と教えをまとめた『妻に龍が付きまして…』はベストセラーとなり、夫妻は、現在も幸せで充実した毎日を送っているそうです。

ガガによれば、龍神は「眷属(けんぞく)」と呼ばれる神様の使いで、基本的には1人につき1柱の龍神がつき、一度つながると、その龍神はずっと人間に寄り添いサポートしてくれるのだそうです。では、龍神とつながると、どんなことが起こるのでしょうか?

【タイミングがよくなる】…時を操る「龍神」ならではの絶妙なタイミングで、ラッキーな出来事や人との出会いを運んでくれます。

【ステキな出会いが増える】…人と人との縁がつながるということは、龍神の後押しがあってこそです。願いを叶えてくださるのは神様ですが、眷属である龍神は神様に人間の願いを取り次ぐ役目をしてくれます。

【兆しが読めるようになる】…物事を成功させるためには、「いつ動いたらよいか?」といった兆しを読むことが重要です。龍神とつながっていると勘が鋭くなり、「今だ!」というここぞの判断ができるようになります。

【スピーディーに願いが叶う】…龍神は人間界と神界を自由に行き来して、運気の流れを作り出しています。だから、ビックリするほどのスピードで幸運が届くことも少なくないそうです。

また、古来から龍神は水を司る神様で、水というのはお金の象徴でもあります。つまり、龍神とつながれば、金運もついてくることになります!
さらに、人と人との仲を取り持つことが使命である龍神にとって、良縁を結ぶお手伝いも得意分野です。龍神とつながることで、あなたの恋愛・結婚運も急上昇して行きます。

……では、どうすれば龍神とつながることができるのでしょうか?
1)リラックスして座り、両手のひらの上に小さな“あなたの龍神”をイメージします。
2)次に、自分の胸にぽっかり穴をあけて、その龍神を胸に納めます。
3)何度か呼吸を繰り返し、自分の中に龍神がいる感覚やイメージが持てたら大成功です。
龍神は夢を叶えたい人や、やる気のある人間をサポートするのが大好きなのだそうです。龍神とつながることができたら、あなたの龍神に名前を付けて呼んでみましょう。その存在を意識するだけで、龍神はあなたにパワーを与えてくれるといいます。

著者によれば、運気が劇的に上がるのは「目標に向かって行動しているときに、神様や龍神の追い風で運気がアゲアゲになった状態」のときです。つまり、あなたが現状を打破するような大きな変化と幸運を願うなら、「自分自身が行動すること」が先決です。龍神はあなたの行動に対して強力に後押ししてくれる存在ですが、待っているだけでは何も変わりません。

龍神に願いを叶えてもらうには、今すぐ受け取っていい望みを伝えることが大切です。そして「運気が来たと思ったら、迷わずチャンスに乗っかること」――これが、ガガが教えてくれた、幸運を呼びこむための鉄則なのだそうです。

目次

  • はじめに
  • 1章 あなたの龍神とつながろう!
  • 2章 龍神のことを知って、もっと仲良くなろう!
  • 3章 龍神に好かれるタイプ、嫌われるタイプ
  • 4章 龍神に手紙を書こう!
  • 5章    龍神を味方につけて、収入倍増! 仕事で大成功!
  • 6章 神様×龍神 ダブルの力でもっとハッピーになる
  • 7章 神社の龍神に会いに行く

一言コメント

“龍神とコミュニケーションを取る方法”が、わかりやすい文章とイラストで詳しく紹介されています。神社参拝のマナー、龍神に会える神社など、知りたかった情報も満載で、楽しく読めて役に立つ“龍神ガイドブック”。龍神と縁をつなぎたい人、必読の1冊です。

注目の文章ピックアップ

・龍神は神様の使いである眷属ですが、ほかの眷属たちとまったく違う点があります。それは人間の祈りによって生み出された存在だということです。だから、龍神というのは人間とともに生きているといっていいほどの存在なのです。

・ガガによると、直接的なコミュニケーションが減っている今の世の中は、神様への祈りが届く力も弱くなっているそうなのです。自分の心を素直に表現して、どんな人にも真摯にコミュニケートするように意識してみてください。人とうまくコミュニケーションがとれれば、神様にもストレートにあなたの願いが届くようになります。

・「祈る」は「意を宣(の)る」こと。つまり、神様に対して自分の意思を宣言することなのです。自分が何をしたいのか、何を望むのか、神様の前で宣言し、それを実行することで初めて願いが叶います。神社に行ったら声に出して、神様に自分の望みを宣言しましょう。そして、72時間以内に行動に移しましょう。

・神社やその周辺の自然を散策していて、「ここ気持ちいいな」という場所を見つけたら、そこはあなたにとっての聖域です。人に教えるもよし、自分だけで独り占めしてもいいと思います。「疲れた時は、そこに行ってチャージしよう」と思えるマイ空間があるだけで、仕事や家事をがんばれたりするものです。

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