新訳お金と引き寄せの法則
本田健（2023/6/8）

新訳お金と引き寄せの法則
豊かさ、健康と幸せを引き寄せる

スピリチュアルブログ版ダイジェスト

本書は、かねてから世界的大ベストセラーとなっていた「お金と引き寄せの法則」を、今回新たに本田健氏が翻訳した1冊です。

<<エイブラハムと著者、訳者について>>
この本に登場する、私たちを教え導いてくれる存在「エイブラハム」は、高次元の存在で叡智の集合体であるとされています。そんなエイブラハムのメッセージは、著者のエスター・ヒックス氏を通じてチャネリングにより言語化されています。

夫のジェリー・ヒックス氏とともに、周囲の人たちにエイブラハムの教えを広めていましたが、現在では世界中でその言葉が翻訳され「引き寄せの法則」シリーズとして書籍化されています。

訳者の本田健氏は、経営コンサルタントや投資家を経て作家になった経歴から、お金に関する著書も定評で「ユダヤ人大富豪の教え」など130冊以上、累計発行部数800万部突破のベストセラー作家です。

<<「軌道修正プロセス」と「ポジティブな側面ノート」>>
この本は、引き寄せの法則の本ですから、どうやって上手くお金を稼ぐのかといった方法論・行動論ではなく、日々どのような心持ち（思考）で生きるのかといったことに焦点を当てたエイブラハムの言葉が語られています。

お金を引き寄せて豊かになり、健康で幸せであるためには、何よりもまず「望むことに意識を向ける」ことが大切です。

そのための効果的な方法のひとつが「軌道修正プロセス」で、望まないことに気づいたら、すぐに望む方へ注意を向けるということを習慣にすることです。

もうひとつの「ポジティブな側面ノート」では、どんな出来事にも「望むこと」と「望まないこと」が含まれていることを理解し、その上で、ポジティブな面を探してノートに書き出すことを勧めています。

<<望む人生を毎日思い描くことのパワフルさ>>
これらを実践することで、どんな時でも「自分が望まないことではなく、望むことに意識を向け、思い描き、語ること」が身に付いていきます。

するとどうなるのかというと、引き寄せのポイントが変わってくるため、望む現実が引き寄せられるようになってくるのだとエイブラハムは教えてくれています。

これとは逆に、「事実を語らなければならない」と思い込み、嫌なことが起きたらそれをそのまま語り続けるならば、望まないことに焦点を当ててしまっていることになり、望まない現実が引き寄せられ続けることになってしまうのです。

引き寄せが上手くいかないという人は、無意識的に、または分かってはいても、つい「事実」を語り愚痴を言ってしまっていることも多いと思います。

エイブラハムは、経済状況にしても、健康や体型にしても、あらゆる面で、「自分が望むこと」、そして「自分がいい気分になる思考」を選ぶと決意するなら、どんな悩みも改善されていくと明確に述べています。

お金を引き寄せたいと願う人は多くいますが、やはりお金さえあれば良いというわけではなく、「豊かさ」を感じること、そして健康であり、幸せであることが本当の願いではないでしょうか。この1冊で、これらをバランス良く引き寄せるための方法がしっかりと腑に落ちます。

・それには、これまでとは違う物語を自分に語らなければなりません。

・事実をそのまま語る癖が、望まないものを創造してしまったり、望むものが受け取れなかったりする最も大きな原因です。

・ですが、もし今望まないことが起きていて、今起きていることにしかフォーカスできないと信じるのなら、一生かかってもいい気分にはなれないでしょう。

・「現状をそのまま」見ることしかできないようでは、物事はよくなりません。人生をよくするには、楽観的に前を向く方法を見つけないといけません。

・では、その欲しいと思っているご褒美や恩恵を受け取るのに何が必要かというと、その望むものの本質と、自分が調和することです。あなたが人生で体験したいと思っていることと、あなたの波動をまず調和させる必要があるのです。

・望んでいようが、望んでいなかろうが、あなたが考えたことが引き寄せられます。だからこそ、自分のウェルビーイング（健康と幸せ）に関する物語を語る練習をしておくのには大きな価値があるのです。

・短くてもたくさんの、より心地よい物語を、1日を通して語っていれば、あなたの引き寄せポイントも変わるでしょう。

・「適切な身体の状態、もしくは最も望ましい身体の状態は、存在しない」ことを理解してもらいたいと思います。

・必要なのは、喜びをあなたの探求の目的として、あなたの喜びを一番大切にすることです。そうすれば、あらゆる方法で、豊かさが流れ込んできます。

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