ご縁がつながり運がひらける 日本の神さま大全
吉岡純子(2018/8/21)

 

ご縁がつながり運がひらける 日本の神さま大全

  • 著者:吉岡純子
  • 出版:フォレスト出版株式会社
  • 発行:2018年8月21日
  • 価格:1,300円+税
  • 頁数:204ページ
  • 評者:宮村 凌
  • 編集:スピりんく 編集部

スピリチュアルブログ版ダイジェスト

本書の著者である吉岡純子氏は、生まれつき神さまなどの存在が「視える」「聞こえる」「話せる」能力を持ったスピリチュアル・コンサルタントとして活躍される方です。起業した個人をカウンセリングした4か月目に売上100万円を達成させるなどといった数々の実績があります。その吉岡純子氏は、「ページを開くだけ」でだれもが簡単に神さまとつながれる本書を私たちに届けてくれました。

<<神さまは会いに行けば喜んでくれる>>
神さまは私たち人間のことを、とてもかわいくて仕方がない子どものように思ってくれている存在。しかし近年、神さまが住む「神社」は、災害や後継者問題などによって年々減り続けています。
そのため、私たちは神さまに会いに行く場所を失いつつあり、神さまとつながる機会も減ってしまっています。
そんな今だからこそ、神さまたちは自分たちを想いだして慕ってくれる、また、神さまという存在を覚えていてくれる人を探しているのです。
私たちが神さまを想い、つながれば、神さまはまるで田舎のおじいちゃんやおばあちゃんのようにとても喜んでくれるでしょう。

<<神さまには専門性がある>>
神さまには「縁結び」「お金」「健康」「スキル向上」「開運」など、様々な“専門”があります。
例えば縁結びであれば『ククリヒメ』。ククリヒメは「くくる、結ぶ」を担う女神で、何かと何かの調和を取ったり、誰かとつながりたいといった願いを叶えてくれます。
また、『イチキシマヒメ』はお金に関する神さま。財運を上げたり芸能上達を叶えてくれる神さまです。『コトシロヌシ』は、言葉をつかさどり、ご神託を下す神さま。えびすさまとも呼ばれており、商売繁盛も叶えてくれる神さまです。
今得たいご利益を持つ神さまとつながることで、運をひらくためのアドバイスをもらいましょう。

<<神社参拝のコツ>>
神さまとのご縁をつなぐ方法の一つが神社参拝です。神さまを前にすると「ちゃんとしたマナーで振舞わなきゃ・・・」という思いが出てくるかもしれませんが、そこまでかしこまる必要はありません。何よりも大切なのはご挨拶に行くという「気持ち」です。
それでもやっぱりマナーを知っておきたいという人は、基本的なことを覚えて参拝に行きましょう。

■鳥居や参道での振る舞い
神社の参道の中央を「正中」と呼びます。ここは神さまの通り道であると考えられていますので、中央を避けて進むことで神さまへの敬意を表すことができます。
鳥居をくぐって参道を歩くまでのマナーは以下のようにしましょう。
1. 脱帽する(サングラスもはずす)
2. 一礼してから鳥居をくぐる
3. 「正中」を避け、参道の左側を歩く

■手水舎の使い方
手水舎は(ちょうずや、ちょうずしゃ)は、参道の途中にある「禊」の場所です。
手水舎は以下のような手順で使いましょう。
1. 柄杓を右手で持ち、水を汲み、左手をすすぐ
2. 柄杓を左手に持ち替えて、右手をすすぐ
3. 柄杓を再度右手に持ち替えて、左手に水を注ぎ、口をすすぐ
4. 柄杓を立てにして柄杓の柄を水で洗い流し、柄杓を元の場所に戻す

■拝礼の基本
手水舎で禊をしたら、いよいよ拝礼です。拝殿での参拝の基本は「二拝二拍手一拝」。
具体的には、以下のように拝礼を行いましょう。
1. 軽く一礼する
2. 邪気を祓うために鈴を鳴らす
3. お賽銭を入れる
4. 二回お辞儀をして神さまに敬意を表す
5. 右手を少し下にずらし、二拍手する
6. ずらした指先を合わせ、ご挨拶し、祈る(このとき、住所、名前、感謝とお願い事を伝える)
7. 最後に一礼する
8. 右足から後ろ左斜めに三歩ほど下がって回転し、拝殿を後にする

目次

  • はじめに
  • 第1章 神さまからのメッセージ
  • 第2章 龍神からのメッセージ
  • 第3章 眷属もあなたの味方
  • 第4章 開運のコツ
  • おわりに

一言コメント

神さまは私たち人間をかわいい存在と見てくれているのです。私たちが「会いたい」と思うことで、神さまは喜んでくれるのですね。しかし、日常の中でなかなか神社に行けないという人もいるでしょう。そんなとき、ページを開くだけで神さまにつながることができる本書はおすすめの一冊です。

注目の文章ピックアップ

・みなさんが神社に来てくれたら、田舎のおじいちゃんやおばあちゃんのように喜んでくれるのが神さまです。

・だからね、「今」、日本の神さまたちは自分たちを想いだしてくれたり、慕ってくれたり、覚えていてくれる人を探しているんです。

・だって神さまは、私たちに幸せになってもらいたいだけなんだから。

・また、「ちゃんと手順を踏んだ方がお願いを聞いてもらえるのでは」という気持ちになってしまうのではなくて、純粋にご挨拶に行く気持ちが大切です。

・神さまが特にかわいがる人は、「ただただ存在を信じてくれたり、ただただ“好き”でいてくれる人」です。

・そして、神さまがかわいがる人は、「自分」や「自分の未来」を諦めていない人。

・だから、神さまにかわいがられるには、「今」を楽しみ、自分に“安心”を与えることです。

・そして、神さまは「わざわざご挨拶に来てくれた人」のこともとてもかわいがります。

・実は、神さまとは、つながった「後」が大切です。

・ずばり!!行動に移すことが一番大切なのです。

・神さまは様々な「ヒント」「答え」を出して導いてくれています。

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