宇宙とつながる縁結び
- 著者:小野寺 潤
- 出版:サンマーク出版
- 発行:2023年7月30日
- 価格:1,700円+税
- 頁数:208ページ
- 評者:西野 良子
- 編集:スピりんく 編集部
スピリチュアルブログ版ダイジェスト
本書は、言霊研究家の著者が、縄文時代の日本人であるやまと人がアンドロメダ銀河とつながることで、どのように結びの力を発揮して現実創造をしていたかの謎に迫る渾身の1冊です。
<<著者「小野寺潤」氏について>>
著者の小野寺潤氏は、七澤賢治氏を師とする言霊研究科です。
白川神道をはじめ国内外の宗教や言霊学などを20年以上にわたって研究し、やまとの会代表として、ことたまの学校、やまと体術の普及など様々なプロジェクトに力を入れています。
その他、大野靖志と言うペンネームでの著作も人気を博しています。
<<宇宙とつながる「縁結び音源」>>
この本の特典である縁結び音源は、流すだけで祓いと結びを起こす癒しの音源です。五島列島と壱岐島の「波音」、天才音楽科Lucamina氏によるこの世とは異なる次元から降ろされた「メロディ」、開運をもたらす「言霊」、祓いのエネルギーを宿す「古代日本の祓詞・神文」。
これらのエネルギーが宿る音源が、聴く人の心身や場をさっぱり清めて良いご縁をもたらしてくれます。
この本を読む際にはもちろんのこと、普段のBGMや寝る前などに流してみてください。
<<私たちのルーツ 倭人海人族=やまと人>>
倭人海人族=やまと人が私たちのルーツであると著者は述べます。
そんなやまと人の特徴として、多民族とのコミュニケーション能力にたけ、お互いの気持ちをよく理解できる、異なるものをつなぐ橋渡しが得意、また高い航海技術や優秀な武力を持ち、常にリラックスしていたといったことが挙げられます。
そこには、現代日本人と比べると、おおらかでたくましい先祖の姿が浮かび上がり、勇気をもらえるような感覚に陥ります。
<<やまと人とアンドロメダ銀河>>
海を渡るやまと人にとって最も大切なのは天体の動きです。目印がない海の上では、星の位置が唯一の頼りだからです。
彼らが天体と親しみ深くつながっていたことは、やまと人が別名「天族」と呼ばれたことからもわかります。中でも特別な存在だったのがアンドロメダ銀河です。
アンドロメダ銀河は古代日本で「太歳(たいさい)」と呼ばれ、祭祀や天皇と大きく関わり、また航海の目安として重要な存在だったのです。
<<アンドロメダ銀河はタカミムスビノカミ>>
やまと人は、アンドロメダ銀河を自分たちを生んでくれた存在そのものだと捉え、創造神タカミムスビノカミと名付けるほどでした。
それは、彼らがアンドロメダ銀河のエネルギーに現実を作る結びの力を感じ取っていたからです。あらゆるものが生まれるタカミムスビノカミはやまと人にとって、世界を作る、時空を生む神、根源の神でした。
時空をコントロールできれば、結びが働き、願いが形になるのですから、アンドロメダ銀河と縁を結べば常識では考えられないことが起き、ありえない現実さえも作れるということになります。
だからこそ、やまと人はアンドロメダ銀河=根源の神であるタカミムスビノカミとつながり、結びのエネルギーを発動させて現実を自由に作ることができました。
目次
- PROLOGUE あなたがご縁を結ぶのは宇宙です
- 1章 謎を解いて、ご縁を結ぶ!古代日本と宇宙をつなぐミステリー
- 2章 願いをかなえる「結び」を起こすための本当の「お清め」
- 3章 結びを発動!女性性と男性性のバランスを取る方法
- EPILOGUE 宇宙との縁結びで不可能を可能にする時代へ
一言コメント
やまと人のルーツや、アンドロメダ銀河とのつながり、またその結びによる思い通りの現実を作る方法など、やまと人に学ぶことはこれからを生きる私たちの大きな力となってくれそうです。特典音源の縁結びのエネルギーも魅力です。
注目の文章ピックアップ
・やまと人はみな宇宙とつながっていた。そして、そこにあるむすびの力を使って、現実を作っていた。その生き方は愛と叡智にあふれ、創造性に満ちたものだった。
・ですから、アンドロメダ銀河と縁を結べば、常識では考えられないことが起き、ありえない現実さえも作れます。
・この地球での常識や価値観の枠組みにとらわれない、自由な世界が展開しはじめます。時空を超えたとしか考えられない出来事が起こります。
・結びのこの2つの真逆な真意とは、新たな状況を生み出すには、不要なものとの縁を切る必要がある。あるいは、自然に切り離されるということです。
・神道ではすべてを祓い、そこから言霊を発して、結びの力を作用させます。これは、永遠に変わらない現実創造の法則であり、私がこれまでお伝えしてきた白川神道のさまざまな秘儀も、このしくみに則っています。
・言霊の「霊」とは、音声化する手前の周波数を指します。その周波数を持つ言霊をいかに発するかが、現実創造の重要なポイントとなるのです。
・本当の自分とは、愛に満ち、そして、叡智に満ちた存在でした。他者とつながり、財産を共有し、自分の能力を出し切り、助け合いながら生きていました。
・しかし、「私」という存在の認識を改め、潜在能力を発揮することができれば、これから時代がどのように変化しても心配いりません。自分で自分の願いをかなえられるのですから、何者にも支配されない生き方ができます。