この世が最高に楽しくなるあの世のレッスン
斎藤 一人(2023/12/8)

この世が最高に楽しくなるあの世のレッスン

  • 著者:斎藤 一人
  • 出版:SBクリエイティブ
  • 発行:2023年12月8日
  • 価格:1,540円+税
  • 頁数:241ページ
  • 評者:宮村 凌
  • 編集:スピりんく 編集部

スピリチュアルブログ版ダイジェスト

本書の著者「斎藤一人」氏は、「銀座まるかん」の創業者で、1993年以来全国高額納税者番付12年連続6位以内にランクインして2003年には累計納税額で日本一になった人物。著述家としても多数の著書を出版している著者が、「魂のしくみ」をわかりやすく解説し、「魂が何千回何万回と生まれ変わる」ことを教えてくれます。私たちが今生きている人生が、この何千回何万回と輪廻している中の1回であると考えれば、いろいろな思いはもちろん、死に対する怖さも和らぐのではないでしょうか。

<<魂は「経験」をするために地球に来る>>
私たちの魂は、この地球へ「経験」をするためにやってきます。何千回何万回も輪廻してたくさんの経験をし、学びを得るのが魂の目的なのです。たとえば今、お金持ちの家に生まれて何不自由なく暮らしている人も、引きこもっている人も、どんな状況の人も今回は“それを経験して学ぶこと”を目的に生まれてきています。つまり、つらいことばかりの経験も楽しいことばかりの経験も、すべてに学びがあるのです。

何千回何万回の輪廻の中で、もしかしたら前回は今と真逆の境遇を経験して学んだのかもしれません。今回は、今あなたの状況が、魂が望んだ経験なのです。

<<魂は事前に人生のシナリオを書いている>>
魂は、地上に降りてくる前にある程度の人生のシナリオを書いて生まれてきます。「アイドルになって大勢の人の前で脚光を浴びたい」「お母さんを喜ばせるような立派な人間になる」「次は波乱万丈な人生を体験したい」など、さまざまです。簡単なシナリオの場合もあれば、詳細なシナリオを書いて降りてくる魂もあります。そして、歌舞伎の家を選んだり、ピアノがある家を選んだり、あるいは経済的に苦労する家を選んだりと、そのシナリオに沿った人生を送るために適した親を選んで生まれてくるのです。

もちろん、シナリオを書かずに地球に来る魂もあったり、途中でシナリオを変更したりする魂もあります。しかし、いずれも目的は経験と学びなので、今得られる一つひとつの経験や感情を楽しんでいいのです。

<<「だんだん良くなる未来は明るい」>>
私たちは、何千回何万回も生まれ変わりながら、その1回1回でいろいろな経験をして学びを得ています。それがわかっていても、「今が苦しい」「今が悲しい」「つらい」という経験ばかりでは、この世を楽しむことが難しいでしょう。そんなときは「だんだん良くなる未来は明るい」と口にしてみてください。1回でも100回でも何回でも構いません。言霊が、本当にすべてをいい方向へ運んでくれます。

今、あなたの魂は何千回何万回の輪廻の中の1回としてここに居ます。そして、今までにもたくさんの人生で経験を積み、これからもいくつもの人生を送ります。だからこそ、今ここで経験するどんなことも楽しんでみましょう。もし今つらくても苦しくても、必ず、だんだん良くなります。未来はとても明るいのです。

目次

  • はじめに
  • Chapter1 この世に命が生まれる意味
  • Chapter2 死への思いを変換する
  • Chapter3 あなたの魂が最高に輝く生き方
  • Chapter4 「あの世」と「この世」
  • Chapter5 次の世代へつなぐもの
  • Chapter6 あなたの人生は最高にうまくいく
  • おわりに

一言コメント

本書を読むと、つらさや恐怖が和らぐと思います。何千回も何万回も輪廻しているうちの1回だと理解した瞬間に、今、ここを楽しみたいという思いになるのです。きっと、輪廻がわかったことで心の余裕ができるからでしょう。今、つらいことや怖いことに直面している方は、本書を読むことで心の安らぎを感じられるはずです。

注目の文章ピックアップ

・でもね、人間は肉体が亡くなっても、魂は生き続けるの。

・しかも、何千回も何万回も生まれ変わるんだ。

・人生は1回だけと思うから、後悔が生まれるんだよ。やり残したことは、次の人生で経験すればいい。

・地上に魂が降りていく前に、天の上で、魂はある程度の人生のシナリオを書いているんだ。

・心の病気になる人って、自分を大切にしていない人が多いんだよ。

・心の病気は「自分を愛していいんだよ。もっともっと自分の味方になってあげな」という神様のメッセージでもあるの。

・ただね、一人さんは、死ぬときは、痛くないし、つらくないということを知っているの。

・どんなふうに気持ちがいいかというと、この世では味わえない心地よさなんだ。

・せっかく、この肉体、この環境、そしてこの日本という地に生まれてきたのだから、この世を遊びつくして納得してから死を迎えたいよね。

・親しい人の死で、何を学び、どう生きるか。それを糧に、何をするかが問題なんだ。

・まずは、今、自分の周りを天国にすることだよね。それができれば、天に帰っても幸せな空間に行けるんだよ。

・とにかく、「今」「今世」が大事なんだ。

・いいかい、楽しいことを考えていると、魂って磨かれるんだよ。

・命の輝きがなくなってきたな、つらい毎日が続くな、と感じたら「だんだん良くなる未来は明るい」を声に出して言うことだね。

・言霊ってあるからね。本当に、だんだん良くなっていくんです。

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この世が最高に楽しくなるあの世のレッスン 斎藤 一人 SBクリエイティブ

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