「龍使い」になれる本 人生を変える聖なる知恵
- 著者:大杉 日香理
- 出版:サンマーク出版
- 発行:2016年2月9日
- 価格:1,300円+税
- 頁数:211ページ
- 評者:常陸 美紀
- 編集:スピりんく 編集部
スピリチュアルブログ版ダイジェスト
本日ご紹介する「龍使いになれる本」は、自ら龍とのご縁つなぎのセミナーを開催している著者・大杉日香理さんによる龍使いになるための具体的方法を教えてくれる開運書です。
著者は龍使いになって以来、株式会社の設立やセミナーの開催など、自身の成長がどんどん加速していっているのを実感しているそうです。
著者の示す「龍使い」とは、龍を自在に乗りこなす人のことではありません。
龍の力を借りながら、自分の持てる力を最大限生かして成長していく人のことを指します。
龍はもともと人間が大好きで、特に成長しようという姿勢の人間を好みます。
龍は「龍使い」となった人間が成長し続けることを常に望み、私たちではできない大きなスケールでのサポートをしてくれます。
そんな「龍使い」になるために、著者は3つのポイントを挙げています。
1つ目のポイントは、まず龍を意識することです。
龍はいつも後押しできる人間を探しています。
私たち人間が龍の存在を意識することで、龍からのサインを受け取りやすくなるそうです。「龍からのサインなんてわからない」という人でも大丈夫です。「龍がいるかも」という意識を持つことで、龍のほうがそれを察知してくれます。
2つ目のポイントは、龍に好かれる人間になることです。
龍は人間の陽気さや明るさといったポジティブなエネルギーが大好物です。
嫉妬や不安といったネガティブな感情を否定するわけではありません。
ネガティブな感情を上手にコントロールし、それを糧にして成長する人間を
龍は好むのだそうです。
著者はそんなネガティブな感情をコントロールする方法を6つ挙げています。
・考えていることを紙に書き出す
・「なぜその感情を抱くのか?」を自問自答する
・ネガティブな感情を宣言し、「でも!」と切り替える
・今までやってきたことを書き出し、自分の「資産」を確認する
・参拝で気分を切り替える
・自分が心地よいことをやってみる
こうした方法でネガティブな感情を上手くコントロールすることが、龍に好かれ、更には自身の成長にもつながるそうです。
3つ目のポイントは、龍に会いに行くことです。
もちろん、日常生活の中でも龍はいるので、コンタクトを取ることはできます。
龍に会うためにこちらから出かけていくという行為自体が大切なのだそうです。
格の高い龍である龍神がいる全国のスポットや参拝方法を参考にすれば、龍との交流を図りやすくなるようです。
この本自体も龍からの「もっと龍と関わる人が増えてほしい」というメッセージから生まれたそうです。龍という「見えない世界」からの力を借りて、成長していくことを著者も望んでいます。
目次
- Prologue
- Chapter1 地球を守り、人に成功をもたらす「聖なる存在」とは?
- Chapter2 龍とのファーストコンタクトを成功させよう~龍使い養成講座1~
- Chapter3 運の流れに乗るための心の法則~龍使い養成講座2~
- Chapter4 確実に願いを届ける方法~龍使い養成講座3~
- Chapter5 さまざまな龍とつながれば人生は劇的に変わる~龍使い養成講座4~
- Epilogue
一言コメント
龍とつながるための具体的な方法が書かれたスピリチュアル本です。ストレッチや感情の吐き出し方など、読んだその日から実践できることばかりで気軽に取り組めます。著者の「無理のない範囲で自分にできることをしよう」という姿勢に、自分もがんばろうという前向きな気持ちになれます。
注目の文章ピックアップ
・龍のあり方は、まさにこの宗方コーチそのもの。龍は、私たちが成長しつづけることを常に望み、そのために最大の援助を与えてくれるのです。
・「なんとなく違う」「なぜかパワーを感じる」と思うときや、「ここに龍がいそう!」と、ピンと来たらその感覚を否定せず、龍に意識を向けてみましょう。もし、「龍を感じるって、どういうことかわからない」と思う人でも大丈夫。「龍がいるかな」と意識するだけで、彼らは敏感に察知して反応してくれます。
・私たちだって、関心をもっている相手に無視されたら、がっくりきますよね。ですから、日常の中で龍を意識すること、龍に関心を向けること。これが第一歩です。
・その代わり、人間からもちゃんとお返しをする必要があります。感謝するのはもちろんですが、龍の大好きなエネルギーを返してあげるのです。それは何かというと、「陽気さ」と「気楽さ」。5歳の子どものようなほがらかさです。
・ネガティブな感情がない人などどこにもいません。人間なら誰でも、生まれながらに持っている「標準装備」です。