聖なるみちびき イエスからの言霊
江原 啓之(2019/4/5)

 

聖なるみちびき イエスからの言霊

  • 著者:江原 啓之
  • 出版:株式会社講談社
  • 発行:2019/4/5
  • 価格:1,200円+税
  • 頁数:269ページ
  • 編集:スピりんく 編集部

スピリチュアルブログ版ダイジェスト

幸せに生きるためには人生における八つの法則をきちんと理解する必要があります。
イエス・キリストの言葉にはこの”幸せになるための八つの法則”がちりばめられており、そんなイエスが説いた霊的真理が分かりやすく解説されています。
いわば、イエスの言葉の中から現代人が生きるために必要なエッセンスを抽出した人生指南書です。

<<スピリットの法則>>
我々の肉体は現世を生きるための たましいの乗り物 にすぎず、死んで肉体がなくなっても、たましいはあの世で永遠に生き続けます。
たましいは永遠に生き続けるし、たましい同士はあの世で再会もできます。
死はネガティブなものではなく現世の修行からの解放であり、愛する人が亡くなってもあの世でまた再会できる。
そう考えると、死に対して恐れることなど何もなくなります。

<<ステージの法則>>
誰かに腹が立つのはその相手と同じ土俵に上がっているからです。
たましいを磨くために現世にやってきたのですから、腹が立つ相手より一段高いステージに上がる必要があります。
また、死んだときに行くのは現世のたましいと同じレベルのステージ。
腹が立つ相手と同じ低いステージにい続けるのではなく、どんどん上のステージに上がっていくことが死後の自分のためにもなるのです。

<<波長の法則>>
自分の周りにいるのは同じステージの人、つまり同じ波長の人です。
「いい出会いがない」「友達に恵まれない」「彼氏・夫がひどい」などといった不満を抱えているのは、他でもない自分自身が相手と同じ波長であるからなのです。
相手に変わることを求めるのではなく、ステージを上げるために自分自身が変わるしかありません。
現状や相手は自分が引き寄せていることを自覚し、不満があるのであれば自分のステージを上げることです。

<<因果の法則>>
悪事を働いたら報いを受けるし、自分が蒔いた種というのは結局自分に返ってきます。
この法則を理解すれば、人からなにか嫌なことをされても目くじらを立てることがなくなります。
また、因果の法則は悪いことだけでなく、いいことも同様です。
悪いことでもいいことでも、自分の行いは必ず自分に返ってくることが分かっていれば、おのずと自らの行動も変わってくるはずです。

<<守護の法則>>
生きていれば大きな試練に直面する場面がやってきます。
しかしどんなに絶望しそうになっても、本当に困ったときに導いてくれるのが守護霊です。
守護霊は私たちのたましいを成長させ輝かせるために、常に近くで大きな愛で見守ってくれているのです。

<<運命の法則>>
「運命だから仕方ない」「こうなる運命だったんだ」と、考えることをやめて流れに身を任せていると、いい結果を逃してしまうことも。
運命は生まれる前から定められているものではなく、自分で創るものです。
自分の努力次第で運命は変えられるということを知れば、努力もせずに他力本願で生きることはなくなるはずです。

<<グループ・ソウルの法則>>
人類みな兄弟というように、全てのたましいはひとつのグループです。
自分だけがよければいいという考えは、たましいが未熟な証拠。
みんなが自分だけでなく他者を第一に思う愛を持つことができれば、グループ・ソウル全体の叡智へとつながります。

<<幸福の法則>>
これまでの七つの法則を理解すると、どんなことにも感謝をするようになり、他者に愛を注ぐようになります。
そうすると人生が幸福になり、それを幸福の法則と呼びます。
これら八つの法則は重なり合い、連動しながら人生に影響を与えていきます。

本書で紹介されている68のイエスの言葉には、これらの八つの法則がちりばめられています。
イエスの言霊に隠された幸せの法則を理解し、より豊かな毎日を送りましょう。

目次

  • はじめに
  • あなたを導く68の聖なる言葉

一言コメント

本書では、イエス・キリストの68の言葉をひとつひとつかみ砕いて、私たちが現代を幸せに生きるためのメッセージとして伝えられています。
普段全く聖書に縁がないような人でもわかりやすいように説明されているので、この本で人生において理解しておくべき法則と考え方をマスターし、“人生の処方箋”を手に入れましょう。

注目の文章ピックアップ

・自分のステージは周囲の人を見ればわかります。「なぜ周囲には愚かな人しかいないのだろう」と思うなら、それはあなたが愚かだからです。

・状況を打破したいなら、あなた自身が変わるしかないのです。

・人事を尽くして天命を待つ。まずは自分のできる努力をしなければ、たとえ一万円札を賽銭箱に投げ入れても、願いが成就することはありません。

・愚痴っていても人は離れていくばかりです。

・未来は今日という一日の積み重ねによっていかようにも変わるもの。老後が不安だと悩む暇があったら、今懸命に働く。今日という日を無駄に過ごさぬよう生きる。実のところ、私たちが未来のためにできることは、それしかないのです。

・人間を変えるものは環境ではなく、人間自身の内なる力なのです。

・出会う相手は、自分の波長によって変わるだけのこと。相手の波長は今の自分自身の心のバロメーターなのです。

・「自分はなんぼのものでもない」と思って人と接すれば、寛容な気持ちになれます。

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