最強の邪気祓い
- 著者:大木 ゆきの
- 出版:KADOKAWA
- 発行:2023年6月21日
- 価格:1,500円+税
- 頁数:239ページ
- 評者:向井 未央
- 編集:スピりんく 編集部
スピリチュアルブログ版ダイジェスト
《邪気とは?》
本書における邪気とは怒り、憎しみ、嫌悪感、罪悪感、文句など低い周波数帯にあるエネルギーのことです。これらは自分から出ることもあれば、人やモノから出ることもあります。
また、邪気の影響を受けると気分が落ちてやる気が出ない、ツイていないことが多い、真面目に働いてもお給料が上がらないといったことが起こりやすくなります。
邪気は似た周波数へ引き寄せられる性質があるため、邪気を発し続けている人やモノには、邪気に満ちた人や環境がますます寄ってきてしまうため注意が必要です。
しかし、邪気の正体を理解することで必要以上に怖がらずに済みます。正体がわかることで対処を行うことも可能です。
邪気は、自分次第でどうにでもできるものであるともいえます。
本書は邪気祓いの方法が多数紹介されており、邪気祓いとは意外にカンタンにできるのだと教えてくれる1冊です。
《邪気祓いのポイント》
邪気祓いのポイントは、大きく分けると次の3つです。
・氣のいい場所を選ぶ
・氣のいい環境を作る
・自分の周波数を上げる
氣のいい場所や環境を意識して選んだり作ったりするとことで、自身の周波数が高い状態を安定させることにつながっていきます。
同じ周波数同士が引き合うため、自分の周波数が上がることで、低い周波数の邪気は近寄ってこられません。
そのため、日々氣がいい場所や環境を選びながら、自分に対してもゴキゲン状態でいられるように働きかけることが邪気祓いには不可欠です。
本書では、邪気がない環境とはどういったものかについてや、周波数を高くし保つための方法も詳細にまとめられています。
日常の中で邪気祓いのために行えるアクションは、気持ちよく生活するうえでも大事なことばかりです。
なかには、邪気の中に長くいると邪気に対して感覚が鈍くなっていることもあります。
邪気になじんでいる状態では邪気があることに自身で気が付きにくいため、まずはどういった場所や条件により邪気が蓄積しやすいのかを、本書を通じて知ることが大切です。
ほかにも、物理的に行える邪気祓いの方法として掃除や整理のコツが取り上げられているほか、宇宙とつながって光のシールドをまとうスピリチュアルな方法も詳しく紹介されています。
本書を参考に、邪気の存在に気づき対処をしていきましょう。
《邪気祓いすることによる著者の変化》
邪気祓いを日々意識することで、著者は次のような変化を体験されています。
・混沌とした状態が減って気分が上がり、整理することがより楽しくなった
・睡眠の質が上がり、体調や運気が整っていった
・大きな仕事を任されるようになり収入が上がった
著者が行っていたのは、本書でも紹介されている日常でできる行動や、宇宙とつながりシールドを張ることなどです。
慣れてしまえば時間を多くかけずにできるものばかりなので、取り組めるものから始めてみてください。
自分自身がパワースポットのようになることで、関わった人たちも周波数が上がり元気が湧いてくる、そんな自分になれる力が誰にでもあるのだと著者は伝えています。
目次
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- prologue
- はじめに
- 1章 邪気を正しく理解すれば、もう怖くない
- 2章 日常的な邪気祓い
- 3章 邪気祓いができる場所・ツール
- おわりに
一言コメント
掃除や自身の状態を整えることのように頭では大事だとわかっていることも、毎日に余裕がなくなるとおろそかにしてしまいがちです。しかし、邪気があるという考え方を知ると、よりよい環境に自分をいさせてあげたいと思えるようになります。ぜひ本書をきっかけに明るいエネルギーに変換していただけたら幸いです。
注目の文章ピックアップ
・そうやって文句ばかりだから邪気が寄ってくるんだよ
・けれども面白いことに、もしもその人自身が、イライラする気持ちになることを受け入れていたなら、そんなに邪気は放たれないんですよ。
・でもね、人に向かって邪気を放ったなら、それは巡り巡って自分に返ってきますから。人を害しているようで、結局は自分を害することになってしまいます。
・悲観的で、不安だらけ。そんな愚痴をずっと聞いているとゲンナリしますよね。
それはやはり、愚痴が低い周波数であり、邪気を発しているからです。
・周波数が低いと、部屋が汚くてもなんとも思わなくなってきます。そんな邪気に対してマヒした状態であっても、お掃除という邪気祓いをして、一度氣のいい状態を体験すれば、 あなたの邪気アンテナの感度はよくなります。
・愛の周波数は最も高い周波数なので、その高い周波数が邪気を跳ね返し、あなたの身を守ってくれます。
・人に憎しみを抱くということは実をいうと、自分自身を一番傷つけます。
よくよく考えてみてください。そんな憎しみを握りしめるのをやめれば、あなたはラクになれるのです。
・そんなふうに、あるがままの自分を受け入れ、許すことも愛なのです。
許して許して、愛して愛して、自分を愛でいっぱいに満たしてしまえば、相手のことも、やがて許せるようになるでしょう。
・そして、自分からあふれ出した愛は循環し始め、たくさんの人やものを愛で満たしていきます。