魂がほっとひと息つける人生相談 「この世のしくみ」がわかるとしあわせが見えてくる
まさよ(2019/6/30)

 

魂がほっとひと息つける人生相談 「この世のしくみ」がわかるとしあわせが見えてくる

  • 著者:まさよ
  • 出版:光文社
  • 発行:2019年6月30日
  • 価格:1,300円+税
  • 頁数:262ページ
  • 編集:スピりんく 編集部

スピリチュアルブログ版ダイジェスト

魂カウンセラーとして人生相談に乗りながら、神様からのメッセージや神様とつながって人生を輝かせる方法を伝える日々を送るまさよ。幼少のころから、不思議なものを視たり聴いたりする体験を重ね、ある日大きな光に包まれる経験をして見えない世界のしくみを知ります。

その1年後、不思議な存在からのお告げでOLから霊能カウンセリングの仕事に就くことに。東北地方を中心に、チャネリング&透視リーディング教室の講師を4年半務め、現在はより多くの人を癒すために活動の場を全国に広げ、講演や執筆に日々奔走しています。

夫、子ども、親、恋愛、病、生き方などの人生におけるリアルなお悩みと、真正面から向き合ったアドバイスをまとめています。

《夫の不倫》
笑いの絶えない明るい家庭が夫の不倫が原因で一変。離婚せずに2年経ったが、裏切りに対する怒りや嫉妬、自尊心の喪失といろいろな感情が渦巻き、自分を抑えられず苦しい
という40代女性の相談。

著者は、まずご主人のことを許せるには長い時間が掛かるかもしれない、離婚をせずに一緒に暮らしているということは、ご主人は一生負い目を感じていくことになり、それも苦しいことだと回答しています。ご主人を信じ、一生懸命に家族を守ろうとしていたのに、裏切られたという悲しみが根底にあります。許してあげて下さいとは言いませんが、一度の不倫の場合、ご主人は事故に遭ったと思うのがいいようです。気持ちを落ち着かせるのが一番で、今の苦しみは時間とともに徐々に薄らいでゆきます。

《子どもの悩みや夫との不仲》
子どもが不登校になったり、就活が難航していたりで、母子関係がうまくいっておらず、加えて夫ともぎくしゃくしているなど、悩みがありすぎて疲れている、という50代女性の相談。

不登校も引きこもりも、子どものせいでもなければ、お母さんのせいでもありません。子どもの人生はお母さんの人生ではないので、子どもと一緒になって悩むことはやめるべきです。お母さんにできるのは、何の根拠がなくても、「子どもの未来は明るい」とただ信じて思い続けてあげることです。その言葉が子どもとお母さんのお守りになってゆきます。

先は明るいと希望を持ったとしても、すぐに不安が出てきて心が揺らぎますが、人は何度でも立ち上がれます。遠い遠い未来だったとしても、子どもの未来を信じて待つのが務めです。そうすると、子どもを無意識に責める気持ち、さらには心の奥底でご主人を責める気持ちも薄れて、自然とご主人のことも大切にできます。また、何より自身の人生を楽しむことが大切です。

夫や子どもとの関係にとどまらず、多くの人が抱える親との関係、恋愛、病気、生き方についてなど、さまざまな相談が寄せられており、著者はその一つひとつに、愛のあるメッセージを贈っています。尽きない悩みの中でも意識を変えてしあわせに気付ける、心の荷物が軽くなるような一冊なので、ぜひ書籍で確認してみてください。

目次

  • はじめに
  • 第1章 人生に逆風が吹くとき
  • 第2章 夫という他人と生きる
  • 第3章 家族は修行
  • 第4章 愛とともにある苦悩
  • 第5章 病と向き合う
  • 第6章 私に問いかける
  • 第7章 見えない力に導かれて
  • おわりに

一言コメント

読者から寄せられたさまざまな人生相談と、著者の愛のこもったメッセージがまとめられていて、不幸を終わらせて自身のしあわせに気付くことができるような内容となっています。人間関係や生き方の悩みを持つ方にぜひ手に取っていただきたい一冊です。

注目の文章ピックアップ

・人間はみんな、魂レベルでは、自分がいつ、どんなふうに死ぬかを知っています。そのときが来たら、還る。それだけです。

・親の死には、誰でも悲しみ、後悔、懺悔があるもの。子どものその後悔や懺悔を、亡くなった親も痛いほどわかっています。

・「得体の知れない不安」など、本当はないのです。自分の心に問いかければ、必ず不安の実体が見えてきます。不安から解放されるための答えは、その先にあるのです。

・ストレスはストレスと思うと余計につらくなるけれど、ストレスを感じない鈍感さを積み上げていきましょう。

・病気になるのは罰が当たったのではなく、むしろ「人生を悔いなく生きなさい」という神さまからのメッセージです。

・思いっきり悲観して落ち込んだら、あとは前を向いて。人生には、誰かに助けられることがこれからもたくさんあります。

・自分の人生を恨むことは、自分を呪っているのと同じこと。人は、今あるしあわせに気付くと、不思議と前を見られます。

・外には怖いものだけを探したらいくらでもあります。けれど、怖いものより美しいもののほうがはるかに多いのです。怖いものに気をとられず、美しいものにも気が付いて下さいね。

・あなたがあなたを認めてあげること。本当の気持ちをわかってあげること。そうすると、不思議と人生は変わり始めます。

・供養はペットのためでなく、飼い主のためのもの。それで飼い主の心が軽くなるのであれば、ペットも喜びます。

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「この世のしくみ」がわかるとしあわせが見えてくる まさよ

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