あなたの中の小さな神さまを目覚めさせる本
まさよ(2016/9/17)

あなたの中の小さな神さまを目覚めさせる本

  • 著者:まさよ
  • 出版:永岡書店
  • 発行:2016年9月17日
  • 価格:1,300円+税
  • 頁数:226ページ
  • 評者:辰口 景子
  • 編集:スピりんく 編集部

スピリチュアルブログ版ダイジェスト

今回ご紹介する本は、スピリチュアル界で注目を集め活躍されている、まさよ氏の「あなたの中の小さな神さまを目覚めさせる本」です。この本は、私たちの中に存在する小さな神さまに気づき、神さまとつながって生きることによって人生を輝かせる方法を紹介しています。

まさよ氏は幼少の頃から不思議な体験を重ね、ある日大きな光に包まれた経験から見えない世界のしくみを知ることになります。その後パート社員から霊能カウンセリングに転身。現在も全国各地で透視セミナーや個人鑑定を行い、「魂のカウンセラー」として活躍中です。

この本の概要を以下にご紹介します。

神さまは手の届かない存在ではなく、私たち一人一人の中に宿っていて、誰もが自分の中の小さな神さまとつながることができます。そして神さまはいつも私たちを守り、愛のメッセージを送ってくれていて、自分の中の小さな神さまに気づくだけで、人生は驚くほど変わると説いています。

わたしたちは亡くなると、神さまの源に還ります。
神さまの源とは、大きな光の球体であり、こんこんと湧き出る愛の泉です。
わたしたちの魂はその愛の泉につかって魂の傷を癒すそうです。やがてそこから一滴の光のしずくがこぼれ落ち、わたしたちの体に入り、生涯をともしてわたしたちを守る小さな神さまになります。そして、わたしたちが亡くなると、しずくが蒸発するように魂が神さまの源へと還っていきます。わたしたちはそれを終わることなく繰り返しています。
これは著者が神さまから聴いた、この世に生まれてくるしくみだそうです。

わたしたちは一滴の光のしずくとなってこの世に生まれ落ちるとき、自分の魂がどの人の体で、どのような人生を送るのかを知っていて、自分の人生をすでに受け入れ選んでいます。そして「経験する」ことを決めて、神さまと一緒に生まれてくるそうですが、体にしずくが入った瞬間、神さまの記憶は消えてしまいます。しかしわたしたちの魂と一緒にこの世に飛び込んだ神さまは、死ぬまでわたしたちを支え運命をともにしてくれるようです。

自分の中の小さな神さまに気づくと、「神さま孝行」をすることで、よりいっそう神さまを身近に感じ、つながりが深くなるようです。「神さま孝行」とは、自分の魂が喜ぶことをしてあげること(小さな神さまはわたしたちと一心同体だから)。それによって今まで自信がなく、自分のことを好きになれなかった人でも「自分を大好きになれる」という変化が起こります。そして、神さまからの愛を感じ、大きなエネルギーが自分の味方になってくれていることを実感できるそうです。

神さまは人間だけに宿っているのではなく、光・風・自然・モノ・動物などわたしたちのまわりのすべてに宿っていて、この世は神さまで溢れているそうです。
そしてすべての源になっているのが「大きな神さま」です。
神さまの源とは、すべての人、すべての動物、すべてのモノの魂の経験が融合し、ひとつの愛になるところ。わたしたちのそれぞれの記憶はこの地球のどこかにたくさんの記憶として永遠に残っていくのだそうです。

目次

  • まえがき
  • 第1章 小さな神さまに気づく方法
  • 第2章 「神さま孝行」の秘密
  • 第3章 神さまパワー体験ワーク
  • 第4章 悩みを視る方法
  • 第5章 あちらの世界の秘密
  • あとがき

一言コメント

とても読みやすいスピリチュアル本です。魂とは何か、死後の世界、前世の記憶、生きることの意味などについて「なるほど、そうだったのか」とスムーズに納得することができました。特に、愛犬が亡くなった直後だったため「天国にいる動物たちからのメッセージ」は、涙が溢れて止まりませんでした。様々な苦悩や負の感情を抱いたとき、また読み返し心の栄養源にしたい1冊です。

注目の文章ピックアップ

・わたしたちはこの世に生まれるまえ神さまの源にいました。神さまの源とは、大きな光の球体で、すべての魂は還ってゆく場所です。魂はそこに、この世での経験と記憶のすべてを持ちよります。だから生まれる前のわたしたちの魂は、何もかもすべてを知っています。そこではわたしたち自身も神さまであり、愛そのものでもあるのです。

・ひとりの時間は自分の神さまと向き合える大切な時間です。毎日の忙しい生活の中で神さまとの「ふたりごと」の時間を持つことができれば、魂をよりゆるめることができます。

・神さまは、人間や動植物だけに宿っているわけではありません。部屋にも神さまが宿っていて、あなたの愛を感じ取り、答えてくれようとしています。

・わたしたちが朝日や夕日の美しさに魅了されるのは、きっと「太陽のようなところが自分の戻っていく場所」と知っているからなのかもしれません。そして、神さまを強く感じさせてくれる場所でもあるからなのでしょうね。

わたしはずっと光を探し求めていました。どうしたら、あの光がまた会いに来てくれるんだろう?どうしたら、またあの光の声が聴けるんだろう?……でも、やがてわたしは知りました。探さなくてもいい、求めなくてもいい。光はいつも自分の中にあることを教えてもらったのです。そして、わたしだけでなく、誰の中にも光があることも教えてもらいました。

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あなたの中の小さな神さまを目覚めさせる本 まさよ

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