ネガティブでも叶うすごい「お願い」本当に現実が変わる「引き寄せ言葉」と意識の使い方
MACO(2016/7/15)

ネガティブでも叶うすごい「お願い」 本当に現実が変わる「引き寄せ言葉」と意識の使い方

  • 著者:MACO
  • 出版:KADOKAWA
  • 発行:2016年7月15日
  • 価格:1,300円+税
  • 頁数:223ページ
  • 評者:井上 文啓
  • 編集:スピりんく 編集部

スピリチュアルブログ版ダイジェスト

本日ご紹介する一冊は、著者のMACOさんがさまざまな学問から生み出した引き寄せの法則を伝えるスピリチュアル本、「ネガティブでも叶うすごい『お願い』」です。

MACOさんはこの本に掲載されている引き寄せの法則を実践して、自分の望んだ生き方を現実に叶えているそうです。

著者のMACOさんはこの本を執筆した時点で40代でしたが、若い頃は何をやっても自分の思い通りに事態が進んでいないと考えていました。

仕事もプライベートも理想とは真逆の方向へ進んでいき、自分のことをかわいそうな人間だと考えていて、周囲からもそんな目で見られていると思っていたそうです。

そんなMACOさんが20代に熱中したのが成功哲学です。成功者の思想や哲学を学び、模倣することによって自分の理想とする現実を手に入れたかったのではないでしょうか。

しかし学んでも学んでも現実に変化が起こることはなく、潜在意識開発や引き寄せの法則、スピリチュアルに学びの幅を広げるうちに、40代半ばが近づいていきました。

これで最後の勉強にしようと思い学んだのが心理学、量子力学、脳科学でした。そこで初めて今まで学んできたことが腑に落ちたそうです。

大切なのは学んできたことを無為に実践するのではなく、本当に叶えたい願いや自分の本当の気持ちを理解し、それを発信していくことだと気が付いたのです。

その事実に気が付いてからは、MACOさんの世界は大きく変わっていきました。「誰かの役に立ちたい」という意識を持ちブログを運営してからはアクセス数が大幅に増え、「フリーでやっていきたい」と明確な意思を持つと編集者から本の出版をしてみないかと声がかかったそうです。

MACOさんはその経験から、自分が叶えたい願いを引き寄せるために大切なのは「意識を乗せる」ことだと感じました。願いを口に出す、脳内で反芻する、紙に書くなどの表現の仕方は自由だそうです。その表現をするときにしっかりと自分の意識を乗せてお願いをしないと、願いを引き寄せることはできないのだと言います。

願いはすぐに叶うわけではありません。一度決めておけば、後はしかるべきタイミングで宇宙が自分にメッセージを送ってくれて、自然と願いを引き寄せることができるそうです。

願いが叶うまでの期間を、宇宙からのメッセージを受け取る準備期間だと考えて日々を前向きに生きていけば、自分が理想とした世界を自ずと脳が見せてくれると言います。

自分の中にあるネガティブな一面を受け止め、認めてあげながら「それでも私は願いを叶える」というエネルギーを発信する。そうしてMACOさんは、自分のことを一切否定しないで引き寄せの法則を実践したところ、理想とする現実を引き寄せることができたそうです。

目次

  • はじめに
  • プロローグ
  • Chapter1 「引き寄せ」がどんどん起こる10の基本
  • Chapter2 「すごい言葉」でどんな願いも叶う!
  • Chapter3 この実践法なら、ネガティブでも大丈夫!
  • おわりに

一言コメント

引き寄せの法則を実践するために、なぜ引き寄せの法則が起こるのかという初歩的な疑問から、具体的な実践方法まであますところなく紹介してくれています。
「私も実践してみようかな…」と気軽に思えるような簡単な実践法ばかりです。努力する必要もありませんので、現実を理想に近づけたい方にはオススメの一冊です。

注目の文章ピックアップ

・願いを叶えること自体も、もちろん大切なことなのですが、一番大事なことは、「自分が心豊かに満ち足りた気持ちで生きられるようになること」「すでに幸せであることに気付いていくこと」なんです。

・私が一番お伝えしたいのは、ものや状態を手に入れることを目的にするのではなく、自分の意識の在り方、思考の使い方を変えることで、いつでも満ち足りて幸せな状態で楽に生きていられる自分になること。
そして、そんな自分になれば、本当はやっきになって願いごとを追いかけなくても、自然と願いが叶ってしまう、ということが起きてくるのです。

・自分の本当の気持ちを知ることから幸せになれる引き寄せ実践はスタートします。

・引き寄せは、形式上の「こんなふうに唱えて」とか、「こんなふうに書いて」という表面や形ばかりを追うのではなく、内側の意識を整えてからとりかかることが大切です。

・①できないというネガティブな感情をいったん、認めて受け止める。②次に、どうしたいか、どうありたいか、に思考を戻す。

・もし落ち込んでいるときは、まずその落ち込んでいる感情を「ああ、落ち込んでいるのね」と認めてあげる作業から先にやってください。

・大事なことは、ネガティブな思考が出ることはまったく問題ではないということです。

・願いを決めたら、途中でどんなプロセスが起ころうとも、あなたは必ず必要なベストな人に出会い、必要な体験を経て、願いを叶えていきます。

・意識のエネルギーを言葉に乗せて、口にして、書いて、脳内でつぶやいて引き寄せていってくださいね。

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ネガティブでも叶うすごい「お願い」 MACO

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