和田塾 運をつくる授業
和田 裕美(2017/3/13)

和田塾 運をつくる授業

  • 著者:和田 裕美
  • 出版:廣済堂出版
  • 発行:2017年3月13日
  • 価格:1,400円+税
  • 頁数:239ページ
  • 評者:鳥畑 健一
  • 編集:スピりんく 編集部

スピリチュアルブログ版ダイジェスト

本日ご紹介する一冊は、著者の和田裕美さんが自らの半生に基づき、「運のいい人になる方法」をスピリチュアルの視点から書いた開運書です。

著者の和田裕美さんは20代で世界142カ国中、第2位の営業成績を収めるも、リストラされ無職に。その後、大ベストセラー作家になった、自他ともに認める運のいい人です。

著者は自分の半生を通して、運は自分で作れることを体感したそうです。今でもこの運のしくみを使って生活しており、周囲から「運のいい人」と言われています。著書には、誰でも運のいい人になれる方法が書かれています。

著者は、生まれてきたときの条件で人生の良し悪しは決まらないと述べています。

たとえば、自分が貧乏で病気がちだったとしても、運を上げることがうまければ飛躍して最高の人生を送ることができるとのことです。運のいい人になるには、その方法を知ることが大切だそうです。

著者は運気の浮き沈みについてこう述べています。
運がいいときは運気が上昇しているとき、このときは何をしてもうまくいく。
ただし、運気が下降してくると何をやっても空回りしていく。
私達の運気はこの上昇と下降を繰り返しています。
それゆえ運のいい人であり続けるには、運気が下降する前に、さらに運気を上げることが必要になってくるのだそうです。

また、こうも述べています。運を上げるためには心の成長が必要。心を成長させるには常に感謝の気持ちを持つことです。運気が下降しているときでも、感謝の心を持って生きていれば、また運気を上昇させることができるのです。だから、ついてないと感じても感謝して生活していれば、運気が上向きになるときがくるのであきらめないことだそうです。

著者は、運に停滞期があることで運の良さを実感できると述べています。運が停滞している時期は辛くてもあきらめずに努力すること。そうすると前よりももっと運のいい人になれるのだそうです。心が成長していくと、運気が下降しづらくなり、常に運のいい状態を保つことができるようになっていくそうです。

著者は運の土台は自信でつくられていると考えています。自信を持つことに根拠は必要ないと言っています。自信を持つことで運はどんどんよくなっていきます。自信は行動することで芽生えるそうです。

さらに著者は、自分の主観でする同情は自分の運を下げることにつながると述べています。自分の物差しで他人を不幸だと感じても、そうじゃないこともあるでしょう。他人を同情することは運気を下げることにつながるそうです。大切なことは、自分の輝きを自分で見つめて、わくわくしながら新しいことに挑戦し続けることが、運のいい人でいるコツとのことです。

目次

  • はじめに
  • 1時限目 「運のしくみ」がわかった!
  • 2時限目 運の土台をつくる
  • 3時限目 「運の階段」の上り方
  • 4時限目 「運の基準」は自分が決める
  • 5時限目 運を上げるレッスン

一言コメント

著者の経験をもとに運をあげていく方法がスピリチュアルな観点からとてもわかりやすく書かれていました。人間は生まれた家が裕福だったり、貧乏だったり、それぞれ違いますが、その条件で幸せになることは決まらないという部分にとても驚きを感じました。イラストも効果的に使われおり万人向けの内容になっています。

注目の文章ピックアップ

・運を上げるのがうまいかヘタかによって、人生はどうにでも変わっていく。

・持って生まれた運の流れのようなものはあったとしても、やはりその人の「生き方」のほうが人生に大きく影響するのです。

・やっぱり思考と行動によって運が決まってくるんです。

・どん底に落ちても
そこから浮上できる人と
そこにとどまってしまう人がいる。
その違いが運なんです。

・運は山と谷でできています。
山の頂上の一段上に
また山があります。
これが「心の階段」です。
心の階段を上がっていけばいくほど
運が上がるんです。

・運の土台は「自信」でできています。
自信があると運がよくなる。
自信がないと運が悪くなる。
運の花を咲かせるには、
まず自信を持ってください。

・自信がある=運が上がる
自信がない=運が下がる
これがぜったいの法則。

・自信があると行動が変わる。
そして、結果が出はじめても驕(おご)らず、感謝につなげていく。
これが大事、これが運をつくる土台なんです。

・「生きたい!」と思うだけで運は上がる

・だからね、運がよくなるって挑戦を続けることなんです。
つまり学び続けるということ。

・運がいい人は、
やはり感謝の回数が多い。

・運がよくなる秘訣っていうのは、
じつは何かの達成に対して、
運がいい、わるいっていう認識をすることではなくて、
今日あった小さなことに感謝を積み上げていくことかなって思っています。

・運を上げるには、
まずは笑顔。
口角を上げると運も上がるんです。

・運に嫌われる口癖があります。
「ください」をやめて、
「あげよう」に変えてください。

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運をつくる授業 和田 裕美

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