書けば叶う
羽賀 ヒカル(2019/9/26)

 

書けば叶う

  • 著者:羽賀ヒカル
  • 出版:SBクリエイティブ株式会社
  • 発行:2019年9月26日
  • 価格:1,500円+税
  • 頁数:295ページ
  • 編集:スピりんく 編集部

スピリチュアルブログ版ダイジェスト

占術家であり神道家でもある著書の羽賀ヒカル氏は、9つの流派と5万件以上の鑑定歴を持つ北極老人から、北極流占いを継承した人物です。
羽賀ヒカル氏の「神社参拝セミナー」は、どん底にいた男性を天職と巡り合わせたり、恋愛に悩む女性をたった1ヶ月で運命の人と巡り合わせたりするなど、人々の人生を大きく好転させています。
<<「未来→現在→過去」へと流れる“幸福な時間感覚”>>
願いが叶わないという人は、時間感覚の罠にハマって身動きが取れなくなっている場合があります。
時間感覚の罠とは、時間の流れが「過去→現在→未来」という一定の方向だけに流れているという思い込みのことです。
心を無心にして時間感覚を自由にすると、普段とは逆の「未来→現在→過去」への流れが感じられるのです。
時間感覚が逆に感じられるときには、次のようなときがあります。
・時間が止まって感じられるとき
・無我夢中の時
・不安や恐怖が消えるほどの、絶体絶命の時
・「何もいらない」と思えるほど、真に満たされたとき
・必要最小限を悟ったとき など
これが“幸福な時間感覚”であり、“幸福な時間感覚”に生きている人は全ての過去を生かしながら、最短距離で願望を実現できます。
<<幸せになった未来像は、完成したジグソーパズルの1枚の絵>>
”幸福な時間感覚“で生きている人は、良い思い出も悪い思い出も、只今の出来事にも一喜一憂することはありません。
完成したジグゾーパズルの1枚の絵にたとえると、過去や現在の出来事すべては、あなたが望む「最高に幸せになった未来像」という絵が完成するまでの1つのピースだと知っているからです。
つまり、すべての出来事があなたの望む未来のために必要な出来事だということです。
幸福な時間感覚から見れば、未来のことを考えて不安になることはありません。なぜなら、すでに完成された未来像を知っている状態ですので「起こって“当たり前”」です。
不運なこと、たとえば仕事で大きなミスを起こしてしまったり、恋愛がうまくいかなかったりしても、それはあなたが望む幸福な未来像を作り上げるためには必要なものであり、未来から逆算的に与えられた出来事なのです。
<<不運は器を大きくする>>
人間的な器は、幸運なときよりも、不運なときにこそ成長します。
望む幸せな未来像からは離れた不運が起こるのは、幸せな未来像をあなたが受け入れるための“器づくり”のためです。
幸福な時間感覚で生きれば、不運による器づくりの大切さが理解でき、納得できるでしょう。
つまり、不運や思い通りにいかない出来事があれば、それは確実に望む幸せな未来像に向かっているということなのです。
<<ドラゴンノートに書くだけで願いを叶える>>
本書で紹介されるドラゴンノートは、あなたの望む幸せな未来像を詳細に書くためのアイテムです。
ドラゴンノートに、幸せな未来像という1枚の完成されたジグソーパズルの絵を書くことで、実現に必要なピースが日常生活に出来事として起こり始めます。その未来のために必要な現在が現れ、それらが過去へと流れていくのです。
「未来→現在→過去」の順番、つまり“幸福な時間感覚”となるのです。
仕事や恋愛などの願いを、手順通りにドラゴンノートへ書き記すことで、あなたの願いが叶い始めます。
<<ドラゴンノートの掟>>
・理想の未来から発想する
・できる限り、リアルにイメージする
・書いた願いに執着しない(書いて忘れる)
・全体性を含んだ願いを書く
・ネガティブなことは書かない
・すべてのことを完了形で書く
・他との比較をしない
・願いに愛念を込める
・ノートに書いたことは絶対に人に言わない

目次

  • はじめに
  • 第1章 北極流・究極の願望成就法
  • 第2章 入門・書けば叶う「ドラゴンノート」の秘密
  • 第3章 初級・ドラゴンノートの書き方9つの極意
  • 第4章 中級・願望成就力の高め方
  • 第5章 上級・願望成就の先にあるのもの
  • おわりに

一言コメント

なぜ「書けば叶う」のか、その背景となる考え方がしっかりと説明されています。実践するときには、その仕組みが理解できているので、現在に何か不運なことが起こっても一喜一憂することはなくなるでしょう。
辛いことや困難な出来事があっても、それは仕事や恋愛、あるいは復縁などの幸せな未来像へ向かっている証拠だと確信することができます。

注目の文章ピックアップ

・覚悟、とはね、守りたいもののために、自分が傷つくことを恐れないことだよ。

・“幸福な時間感覚”で生きればいい

・時間は、心(主観)で作られているのであって、絶対的なものじゃない。

・ドラゴンノートに込められた結界(バリア)のパワーには、ノートの上で神社と同じような神域を再現する仕組みが施されています。

・あなたの今いる地点は、現在です。現在に向かって、未来がどんどんやってきては、過去へ消えていっているのです。

・“幸福な時間感覚”(過去←現在←未来)に生きている人は、すべての過去を生かしながら、活用し、最短距離で、願望を実現させることができます。

・あなたの人生を“ジグソーパズル”にたとえると、元となる1枚の絵は、あなたが最高に幸せになった未来像で、1枚の絵(未来像)を構成する“ピース”と呼ばれる欠片は、過去の出来事に相当します。

・“幸福な時間感覚”(過去←現在←未来)に生きている人は、良い思い出も、悪い思い出も、最高に幸せな未来像(1枚の絵)を構成する欠片なんだ、ということを知っています。

・願望が成就するまでには、無数のヒントが、未来からあなたのもとへ、やって来ているはずなのです。

・衝撃(いっけんショックな出来事)を決して恐れてはいけません。それは未来の自分(本当の自分)からのメッセージであり、恵なのです。

・“沈む時期”の後には、必ず、と言っていいほど、思わぬ偶然や、ラッキーな出来事が訪れます。

ネット書店で購入する

書けば叶う 羽賀 ヒカル

この記事を読んだ人は、こちらの記事も読んでいます

  1. スピリチュアルブログ本の書評_カバー画像
スピリチュアルブログ_本の書評_バナー

 

SSL GlobalSign Site Seal