絶対開運 なぜあなたは何をやっても運が悪いのか? 運命を変える徳の法則
遠藤 裕行(2017/4/30)

 

絶対開運 なぜあなたは何をやっても運が悪いのか? 運命を変える徳の法則

  • 著者:遠藤 裕行
  • 出版:ヒカルランド
  • 発行:2017年4月30日
  • 価格:1,500円+税
  • 頁数:193ページ
  • 評者:下村陽子
  • 編集:スピりんく 編集部

スピリチュアルブログ版ダイジェスト

「絶対開運 なぜあなたは何をやっても運が悪いのか? 運命を変える徳の法則」は、開運研究科の遠藤 裕行さんが開運に必要なものは何か、開運するためにするべきことはなにか、を詳しく解説しています。
わたしはなぜ運がついていないのだろう?と多くの人が抱える問いに、読者目線で丁寧に答えている書籍です。
第一章では開運の素とは徳の差であると説き、第二章からは徳積みの方法を具体的に紹介しています。
そのほか金運や恋愛運、商売運など欲しい運を強化する徳の積み方や、即効開運!日本全国の「神居ます神社」一覧も掲載。日常生活の中ですぐに実践できる徳積み法による開運指南書です。

<開運するためには徳を積むことが必要>

そもそも運が付いている人と運がついていない人とでは何が違うのか?
同じ開運法を試したとき、うまく成功する人もいれば、うまくいかない人もいます。
この差は「徳の差」の違いであり、「開運するか否かは、徳で決まります」と著者は言っています。
徳を積む、と聞くと厳しい修行のようなイメージで捉えがちですが、「徳を積むとは、善行を行うこと」と解説する本書では、日々の生活の中で実践できる身近な徳積みの方法が多く紹介されています。

<徳積みの方法>

徳積みの方法として、体を使って人のためにとる行動は「体施」。物を人に施す「物施」。人にやり方や方法、知識などを教える「法施」を紹介しています。
このほかにもお金を寄付する「財施」。言葉で人を励ましたりする「言霊施(ことだませ)」などが挙げられています。
徳積みのポイントは「人のために」という心を持っていること。
重い荷物を運ぶ行為ひとつとっても、その人のために、という思いがあれば体施であり、徳を積みます。
ありがとう、の言葉も感謝の気持ちを持って伝えれば「言霊施」になると教えています。
もうひとつのポイントは、人とは他人に限らない、ということ。「自分自身もまた、人です。自分を幸せにして、救うことも大切です」と本書は語っています。

<御霊の成長が本当の開運に直結する>

筆者は、「御霊の成長が人間を成長させることに必要不可欠であり、本当の開運に直結することになる」と言っています。
御霊とは、「荒魂(あらみたま)」「和魂(にぎみたま)」「幸魂(さちみたま)」「奇魂(くしみたま)」この四つの魂を総称して御霊と呼ぶそうです。
御霊は人の頭部にあり、深く悩んだり苦しんだりすると傷ついたりゆがんだりしますが、徳積みをし、その人が進歩、発展、向上していくと、御霊も大きく成長していくといいます。
「御霊が大きくなることは、霊体が大きくなることにつながり、それだけオーラが出て、パワーが出て、必然的に運勢が強くなる」と筆者は説いています。
御霊を大きくする方法は、徳を積むことですが、もうひとつ、開運神社に参拝すると即効性があるそうです。
本書内に付録として日本全国の「神居ます神社」リストが掲載されています。
開運の即効性を感じたい方はぜひ確認してみてください。

目次

  • はじめに
  • 第一章 開運の正体
  • 第二章 絶対開運は「徳積み」から
  • 第三章 御霊と共に生きると運気が変わる
  • 第四章 開運に必要な才能と縁の作り方
  • 第五章 欲しい運を強化する徳の積み方
  • 第六章 究極の徳積み法 神社参拝
  • 付録 即効開運!日本全国「神居ます神社」
  • おわりに

一言コメント

運というものは、ついてる、ついていないではなく、毎日の自分の心の持ち方、行動によって引き寄せるものだと知りました。
「欲しい運を強化する徳の積み方」に書かれていることには気づきが多く、目からうろこ、の思いでした。
わかりやすい言葉で書かれているのが良かったです。

注目の文章ピックアップ

開運の基とはなんでしょう? それは「徳」です。
幸せになりたければ徳を積むことです。

本質的に開運することは御魂の成長によるものです。御魂による開運は一時の開運に留まらず、本質に根差しているので、神々の応援を存分に受けられます。

神が試練を与えるのは人に覚悟を決めさせるためです。

才能とは自分の身から絞り出すものと思ってください。
才能を啓発し、成長させるのが人との出会いという刺激を与えることです。これがただ一つの「才能発揮の法則」です。

五人目の人が大開運をもたらしてくれます。五回目のチャンスが大開運をもたらしてくれます。

運がよくなってくると、決して、無理するのではなく、自然に上手くいく考え方や、行為をするようになるのです。まさにそれは、運勢が流れている状態です。

徳積みを実践し強運になれば、強運であることが、自然ですし、普通になります。その状態は、自分が強運の中心にいるので、自分では気が付かないだけで、人、金、モノが自然に集まってくるのです。

徳積み法の中でも究極の方法が神社参拝です。体を使って神を動かす。お賽銭という物を施して神を動かす。言語を使って神を動かす。神社参拝は体施、物施、法施の三拍子が揃っているのです。
神社には、格別に御神徳が授かる神社があります。それを本書では、「神居ます神社」として特におすすめします。

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絶対開運 なぜあなたは何をやっても運が悪いのか? 運命を変える徳の法則 遠藤 裕行

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