神様からの贈りものを上手に受けとる方法 「異次元の扉」を開いて幸せになる
- 著者:日下 由紀恵
- 出版:三笠書房
- 発行:2017 年 12 月 10 日
- 価格:1,300 円 + 税
- 貢数:221 ページ
- 評者:東條 幸廣
- 編集:スピりんく 編集部
スピリチュアルブログ版ダイジェスト
今回紹介する本は、著者の日下 由紀恵さんが実際に「異次元」とのつながる体験を元に、私たちでも「異次元」とつながり願った人生を過ごせる方法を紹介するスピリチュアル本となっています。
著者は神様より自分の望む異次元(パラレルワールド)への道の開き方や、様々な浄化の仕方を教わり最高の人生のゴールにたどり着きました。しかし、元々著者はパラレルワールドとつながっていたわけではありませんでした。
実は、著者がまだOLだったころ、彼女は不幸のどん底にいました。夫とは離婚をして、残された子供二人と極貧生活を送っていたその時、突然、生まれたときの喜んでいる自分が登場します。ここで初めてパラレルワールドとつながったのです。
その後、神様よりパラレルワールドと人生のゴールの説明を受けます。自分の人生には生まれたときから、叶えたい夢や望みであるゴールが定められています。人間はこのゴールにいつでもたどり着くようにできています。ただし、たどり着く途中でいくつもの分岐点があり苦労してたどり着くルートや、自分の思い通りにいくルートなど様々です。この分岐される道筋のことをパラレルワールドと呼び、約1千兆通り生まれた時からすでに用意されています。
そして、神様は自分の好きなパラレルワールドを選び、ゴールにたどり着くこともできると説明しています。
それでは、自分の理想のパラレルワールドとつながるには、どのようなことをすればよいのでしょうか。著者は浄化を行ない、波動を上げることだと言っています。
誰でも過去に思い出したくない出来事やリセットしたいことがいくつもあります。コレらの負の感情をリセットして莫大なエネルギーを生み出すことが「浄化」です。では、浄化はどのようにして行なうのか、それは「負の感情を思い出してその状況の自分を慰めてあげる」
ただそれだけです。このように浄化を行なうだけで、これから自分の能力を100%発揮できるようになります。
さらに、人間は自分の目の前に、最短でゴールに向かうパラレルワールドが存在していて、このパラレルワールドを神様が教えてくれています。しかし、多くの人はそのパラレルワールドを選ぼうとはしません。
なぜなら、教えを遮断してしまうバリアを作っているからなのです。このバリアは、社会生活でできたストレスからくるものも多くあります。ただし、世の中のストレスには必ず原因があります。原因と向き合い、しっかり浄化してあげることでバリアを外し最短ゴールのパラレルワールドに気づくことができるのです。
著者は、人間の未来は、どの時点からでもゴールに伝わっているといいます。自分を許し過去と向き合い見つめることで、パラレルワールドとつながり最短でゴールすることで自分の願った未来に到着できると教えてくれました。
目次
- Prologue
- Chapter1 神様がつくった〝パラレルワールド〟の秘密
- Chapter2 人生の回り道も、神様の計画通り
- Chapter3 「私」を守ってくれる、異次元の存在たち
- Chapter4 バリアがあると天からの贈りものを受けとれない
- Chapter5 あなたの夢を「飛び級」で叶える方法
- Epilogue
一言コメント
「異次元」につながる方法を分かりやすく説明しているため、著者の書籍が初めてでも簡単に理解することができました。
読み進めていくうちに、昔の夢や希望を思い出しそれが実現する実感がわいていきました。明日からは同じ出来事でも違う見方ができそうでワクワクしています。
注目の文章ピックアップ
・ある朝いつものように地下鉄の階段を上がっていきました。すると、突然目の前にまばゆい光がスパーク!次の瞬間、私は真っ暗な母親の産道を滑り抜けていく赤ちゃんでした。まばゆい光は母体の外、地上に生まれ落ちた瞬間。その先に両親と祖母がとてもうれしそうに満面の笑みで私を迎えています。
・「今、お前には、3つの違った選択肢と、3つの違った未来が用意されている。どの道を選んでもまちがいではない。どれを選ぶか、その選択によって未来もおのずと変わる。そんなふうに、おまえたちには、常に複数の選択肢と複数の未来が用意されている。そして、その組み合わせの数だけ自分が存在している。それをパラレルワールドというのだ」
・日々積み重なった負の感情を浄化していくと、本当の能力がメキメキと現れるようになるのです。神様たちは、私たちに負の感情を浄化して、最大限の力で人生を輝かせてほしいと思っています。
・「感情の浄化なんて難しい。いったいどうやったらいいの?」と思われるでしょう。はい、簡単にできます。そのときの感情を思い出すだけで、過去の負の感情は浄化し、心の中から排出されていくのです。
・たとえ目の前にいくつもの選択肢という扉があっても、本来は迷うことがありません。見えない力によって、自然とベストなルートへと導かれるようになっています。
・鉄板のバリアを取り去るためにも、心の傷を思い出して、「つらかったね」「悲しかったね」「ひどいよね」と共感してあげましょう。辛い感情を受け止めてあげることで、リラックスして安堵感があふれ、生まれる前に設定してきた夢のゴールに向かって、飛躍的な力を発揮できるようなるのです。