「運命の恋」を叶える 究極の恋愛バイブル
- 著者:IROHA
- 出版:日本文芸社
- 発行:2022年11月27日
- 価格:1,700円+税
- 頁数:288ページ
- 評者:稲村 響子
- 編集:スピりんく 編集部
スピリチュアルブログ版ダイジェスト
本書は、大人気ユーチューバー・IROHA氏が、運命の人に出会うために、自分との向き合い方や、幸せを見つけやすい体質になる方法、そして、「自分史上最高の恋」を引き寄せる方法を、優しい語り口調で教えてくれる1冊です。
《著者「IROHA」氏について》
本書の著者である「IROHA」氏は、15歳でイギリスに留学し、帰国後に作詞家デビューしました。同時期から、チャネリング能力をカウンセリングやアートに活かし、ライフコンサルタント、アーティストとしての活動を始めます。現在は、主に、2020年からスタートしたYouTubeチャンネル、「IROHA TAROT」、「イロハの宇宙部」、「イロハのまったり部」で動画の配信を行ったり、作家として執筆活動を行ったり、幅広く活躍しています。
《運命の人に出会いたい時》
宇宙にオーダーメイドしたようなパートナーに巡り会いたい時こそ、「徹底的に自分の人生に向き合う」ということを大切にしてほしいと著者は主張します。
あなたがありのままの自分でのびやかに輝きを放っている時にこそ、特別な恋が訪れるのです。
ご自身の人生に集中し、ぜひ没頭しましょう。
自己受容するための方法の一つとして、著者は「自分との約束を守る」ことが効果を発揮するのではないかと言います。
例えば、毎朝お祈りをするとか、自分が無理なくできるような“約束”を決めて、それを実行してみましょう。
約束を守れたことで、自分から自分への信頼度が上がっていきます。
《自分で自分を元気づける》
不安の方を見つめるのか、喜びの方を見つめるのかの責任は、いつも自分の中にあるのだと、著者は主張します。だから、外に求めるのではなく、自分で解決する、癒やす、という思いを持つことが大切なのだそうです。
自分の心が向く方角は、自分で選択していきましょう。
著者は昔から、「自分で自分をチアアップする=元気づける」ということを大事にしてきたそうです。
例えば、気の重い予定がある時は、必ず気分が上がることとセットで予定に入れるようにしているのだと言います。そうすることで、自分で自分をチアアップするのです。
《食事も自分の気持ちを大切に》
また、著者は食べたいと思った時、お腹が空いている時は、シンプルに、「食べたいものを満足するまで食べる」ようにしているのだそうです。
また、「食べたら太る」のではなく、食べることは元気の「気」をいただいていること、と考えているのだと言います。
《すべてが幸せへと通じている》
そもそも人は、誰もが幸せになるべく生まれてきていると著者は言います。
この世界で生きているすべての人が、幸せになるためにこの世に生を受けたのです。
起こることはすべて、あなたの幸せのために起こっているのだと知っておけば、自ずと心持ちが変わってくるでしょう。
《「幸せ」に目を向けて》
著者曰く、幸せは、一つ見つけるとどんどん見つけ出せるようになります。
幸せを見つけやすい体質になっていくと、小さなことにも、ネガティブな要素があることでさえも、その中に幸せを見つけようと思考が勝手にはたらくようになるのだそうです。
寝る直前。あなたの夢や願いをのびのびとイメージし、幸せな気持ちにどっぷり浸かってみてください。少なくとも60秒ほどは、イメージに浸るのがおすすめだそうです。なぜなら60秒間その状態を維持できると、引き寄せ力も大きくアップするからです。
目次
- Prologue
- chapter1 ふたつのひかり
- chapter2 まじわるひかり
- chapter3 つきぬけるひかり
- chapter4 とけあうひかり
- chapter5 ひとつのひかり
- IROHA&EIKI’s WORDS
- Epilogue
一言コメント
本書は表面的な恋愛のことだけでなく、どのような心持ちで日々過ごせば最愛の人と巡り逢えるのか、そして幸せになれるのかについて魂レベルで深く書かれています。読者に寄り添った優しい語り口調のため、内容がスッと心に入り込んできます、大変読みやすく心で理解しやすい本です。
注目の文章ピックアップ
・あなたがあなた自身を確立させ、自分で自分を幸せにする。そんなふうに意識を変革させ、目の前の現実と丁寧に向き合ってみてください。
・どんな状況であっても、大切なのは、「自分がいたい自分」でいること。あなたが今、こうありたいというあなたでいることこそが、何より大切なのですから。
あなたの今のその姿に、誇りを持ってください。
・目の前の仕事や人と誠実に向き合い、愛を注ぎ、今を一生懸命生きる。それが、我慢や忍耐の正体なのです。
・人は、何かを与えられたから、幸せになるわけではありません。自分に向けられる優しい目線や、差し伸べてくれる手、その温もりがあるからこそ、心に光が灯るのです。
・私たちの魂は、常に進化を目指しています。ですから一見、不運に感じるようなことも、それは魂を磨き上げるためのチャンスなのです。
・基本的に、「自分をどう扱っているか」が、「人からどう扱われるか」なのです。
・この世で起こるすべてのことは学びであり、気づきをもたらすもの。人は恋を通して、自分の価値観や大切なもの、あるいは自分が否定していることなどを知ることができます。
・一番大切なのは、自分にときめいて生きていること。
ですから、自由に人生を謳歌して生きてください。