まさよの魔法学校 視えないものを視るレッスン
- 著者:まさよ
- 出版:株式会社KADOKAWA
- 発行:2022年7月4日
- 価格:1300円+税
- 頁数:159ページ
- 評者:宮村 凌
- 編集:スピりんく 編集部
スピリチュアルブログ版ダイジェスト
本書は、魂カウンセラーや魂ナビゲーターとして活躍しているまさよ氏が、「視えないものを視る」方法をレッスン形式で「魔法の使い方」を教えてくれます。
<<スイッチを入れる>>
まずは、「わたしは魔法を使える」と声に出して言うことです。右脳が言葉に反応して「能力を思い出す一つめのスイッチ」が入ります。次に、「こうなったらいいな」と思うことをできる限り思い浮かべます。そして、どんな小さなことでもそれが叶ったときに「これは魔法のおかげ!」だと素直に喜びましょう。
<<「神脳」に切り替える>>
魔法を使って望みを叶えるには「イメージ」することが大切です。そして、イメージを担うのは右脳です。魔法を使うために大切なイメージを司る右脳は「神脳」であり、宇宙や源に直結しています。あなたの脳を右脳(神脳)に切り替えるために、次の方法を実践してみましょう。
1.骨盤を立てて、背筋を真っ直ぐにして座ります。頭頂部のツボ(百会)が天を向いているように意識します。
2.後頭部を少し後ろに傾けて、前頭葉を脊椎に合わせて立てます。
3.首をゆっくり倒して「カチャッ」、ゆっくりと頭を戻すときに「カチャッ」とします。なれるまでは「カチャッ」と声に出したほうが切り替えやすいでしょう。
これで、神脳への切り替えが起こり、イメージしやすくなります。
<<瞑想の魔法>>
スイッチを入れて神脳に切り替えたら、魔法を使うレッスンをはじめてみましょう。ここでは「瞑想の魔法」を使った「海の瞑想」をお伝えします。
瞑想の魔法は、「脳裏に集中して絶えず映像を視続ける」ことです。脳裏は集合意識でもあるため、万物の意識が融合している世界です。そのため、無意識にどなたかの脳裏と同調して、その人の人生が視えたり、行ったことのない国や地域などの世界が視えたりします。脳裏に集中して映像を視続ける瞑想は、透視ができるということなのです。
では実際に「海の瞑想」を行ってみましょう。
まずは、楽な姿勢で座って、手のひらを上に向けて太ももの上に乗せます。顎を引いて目を閉じたら、鼻から息を吸い上げながら顎を上げ、口から漏れるように吐く息で顎を下げながら体の力を抜いてください。顎を少しだけ引いたまま、自然な呼吸に戻し、以下を順番に実行しましょう。
1.海の呪文で透明のバリアを張る
呪文「ユーユーユー ユーユーユー」と唱えます。唱えるたびに、あなたのまわりには透明の丸いバリアができていることをイメージしてください。
2.球体のバリアに入ったまま海の中に沈んでいく
透明な丸いバリアができたらそのまま海の中に入ってみましょう。そして、「サイカイサイカイ」と唱えながら深く深く沈んで行ってください。
3.大きく開いた「一つ目」をみつめて瞑想する
海底には大きな「一つ目」が視えてきます。その瞳をじっと見つめましょう。すると、メッセージをくれることがあります。たとえば、「あせらないで」「そのままでいいよ」といったメッセージかもしれません。あるいは、地名や人物、数字や記号、知らない場所が映像で視えるかもしれません。受け取ったメッセージは現実の世界で何かしらのシンクロニシティを起こしますので、メモをしておくとよいでしょう。
<<魔法は誰にでも使えるもの>>
視えないものを視る魔法にはたくさんの方法があります。そして、それは誰にでも使えるものです。今、あなたが視たいもの、叶えたいことを脳裏に描いて、魔法で現実のものにしてみましょう。
目次
- はじめに
- Lesson Day 1 魔法レッスン1日目 瞑想の魔法
- Lesson Day 2 魔法レッスン2日目 呪文の魔法
- Lesson Day 3 魔法レッスン3日目 カードの魔法
- Lesson Day 4 魔法レッスン4日目 ヒプノの魔法
- Lesson Day 5 魔法レッスン5日目 チャネリングの魔法
- おわりに
一言コメント
本書では「魔法」でさまざまなものを視る実践的なレッスンを受けられます。その中で「イメージする」ことの大切さや「魔法」の本質を知ることができるでしょう。本書のレッスンを素直に、順を追って実践することで「できないことはない」ということも学べる一冊です。
注目の文章ピックアップ
・まず最初に、「わたしは魔法を使える」と声に出して言ってみてください。
・そんな些細なことと思うかもしれないけれど、「こうなったらいいな」とイメージすることは魔法の一つです。
・イメージすることが得意な人というのは、「こんな人になりたいなあ」と憧れを思い描くと、ダイレクトにその姿が右脳に浮かびます。
・わたしにとっての瞑想は、脳裏に集中して絶えず映像を視続けること。
・しかし本当は、その呪文を唱えるから魔法を使えるのではなくてね。魔法を使えるから呪文を唱えるのです。
・あなただけのマイ呪文が降りてくるというのは、あなたが魔法を使う力があるということでもあります。
・なぜなら、虹には視た人をしあわせにする、幸運に祝福されるエネルギーがあることを、魂が知っているからです。
・何かをできるようになるためには、覚悟と努力が必要というと、途端に辛いものに感じますけれど、楽しみながらやっていると、「気づいたらできていた」ということがあるのです。