神さまが味方するすごいお祈り
- 著者:佐川 奈津子
- 出版:フォレスト出版株式会社
- 発行:2017年7月3日
- 価格:1,400円+税
- 頁数:273ページ
- 評者:松山 祥子
- 編集:スピりんく 編集部
スピリチュアルブログ版ダイジェスト
本日ご紹介する一冊は、著者の佐川奈津子さんの体験談に基づく「願いを叶える祈りの方法」が読むだけで簡単に身につけることができるスピリチュアルな開運書です。
著者は五歳の頃からこの「祈り」を実践し、幼い頃から夢だった南フランスへ行くこと、愛娘の妊娠、亡くなった父との意外な形での再会など、次々と奇跡体験を手にしています。
著者がこの「祈りの法則」に気がついたのは五歳のころでした。
幼稚園で席替えの時、著者はクラスで苦手だった男の子の隣になりそうな気がするけれど、隣にはなりたくないという気持ちから、神さまにいつものようにお祈りしました。
「ほんとうの私の想いを奇跡体験に戻してくださることを、ありがとうございます」。
この祈りにより、著者は「男の子の隣の席にならなければ体験できなかった奇跡」を体験します。
自身も想像もしなかった奇跡により、クラスの全員やその男の子、著者や先生までもが幸せな体験をすることになりました。
この時、著者は「男の子の隣になりたくない」という想いは、自身のほんとうの想いではなかったことを知ります。
人はネガティブな気持ちが強すぎると、想像の範囲でしか奇跡を思い浮かべることができないので、「願いや想い自体が、自分の望みとは違っていることに気づけない」のです。
ネガティブな想いも祈りを通ると、すべてが同時に愛のための道具として使われ、たったひとつの愛の喜びを全員一緒に経験する。
この出来事をきっかけに著者は、「奇跡とは、神、宇宙、創造主と呼ばれている、たったひとつの愛に戻ること」という祈りの法則に気が付きます。
祈りのゴールは「隣の席にならないこと(願いだと想っていること)」ではなく「奇跡を体験すること」という完璧な法則のもとにあります。
祈りの法則を知ることができれば、どんな願い事も祈りの法則に当てはめて宣言文をつくるだけで奇跡体験をすることができます。
祈りの宣言文を読んでから、
「仕事での昇格、担当している商品の爆発的ヒット、妻の妊娠」を体験している人、
「メイクや体重を変えていないのに、男性たちから褒められるようになった」や
「倦怠期だった主人が突然、初めて自ら家事をお手伝いしてくれて、週末デートにも誘ってくれた」など、
実際に祈りを実践した多くの人が奇跡を体験しています。
本当の願いが分からなくても、ネガティブな気持しかうかばなくても心配いりません。
大事なのは、神さまにお願いではなく「感謝」をすること、祈りの時間軸を必ず「今」にすること、主語を「私」にしないことです。
祈りの方法を実践すると、誰もが平等に奇跡を体験することができます。
目次
- まえがき
- 第1章 祈りのちから
- 第2章 祈りをはじめる
- 第3章 今すぐできる 祈りの宣言文
- 第4章 もっと祈りを深めるために
- あとがき
一言コメント
祈りとは「お願い」だと思ってたので、考え方が一気に変わりました。
この本に出逢えてなかったら、間違った祈り方をしていることに気がつけないままでした。今、私も実際にこの祈りの方法を実践中です。
実践し始めてまだ時間はさほどたっていませんが、ポジティブになれる出来事が増えて、祈りの効果を感じています。
注目の文章ピックアップ
・「わたしたちは愛されている。ゆえに、祈りを通して奇跡だけが与え続けられている」この法則そのものが、神、宇宙からの愛の贈り物だった。
・心からの感謝の祈りの中で今、すでに受けとった奇跡だけが、必ず完璧な神の愛によってなされる。
・願いが叶うことをゴールにしなくていい。
・願いや想い自体が、自分の望みとは違っていることに気づけないことが多い。
・わたしたちがすることは努力ではなく「祈りを通して、完璧な存在(法則)から奇跡体験を必ず受けとることになるので、大いなる存在に感謝をすること」だけ。
・関係性やお金の豊かさを「受けとり拒否していた」のは、相手でも環境のせいでもなく環境のせいでもなく、「自分自身」だった。
・願いが重なっている時ほど、ほんとうのご自分を知るうれしいチャンスです。
・お祈りをした途端、大いなる存在は、最高最善最速で動いていきます。
大きなプロジェクトなどは、関わる全員のベスト9コンディション、つまり、愛という高波動に全員がタッチするまで、細やかな波動調整が直ちに開始されています。
それほどまでに、大いなる宇宙波動というのは高性能で、狂いがありません。
・わたしは、あなた。あなたは、わたし。何もかもが、たったひとつなのです。
・マイナスを正直にありのまま表現していくことでプラスの逆転が起こり、マイナスが消えていく、というエネルギーの動きがあるのです。