龍の神様と出会うたったひとつの方法人生に幸運をもたらす六龍の法則
- 著者:羽賀ヒカル
- 出版:SBクリエイティブ株式会社
- 発行:2018年12月25日
- 価格:1,400円+税
- 頁数:289ページ
- 編集:スピりんく 編集部
スピリチュアルブログ版ダイジェスト
著者は、占術家・神道家として、日々人生相談に乗りながら、YouTubeなどの媒体で活躍している羽賀ヒカル氏。
15歳の時、9つの流派の占いを極めた伝説の占い師・北極老人と出会い、高校生ながら生年月日、手相、風水、方位、姓名判断などの占いを修め、同時に古神道の秘伝を受け継ぎます。
著者の神秘体験をもとに、師匠である北極老人の教え、龍との出会い、龍を動かす秘訣、さらに自分に宿る龍を目覚めさせる「六龍法」という占いと、その活用の仕方について、ていねいに綴られています。
《龍の秘密》
過去の自分を越えていくことが、未来の誰かの幸せに繋がっている。10年、20年貫き通したことに、その人間の“真実”があり、“善”があり、“美”がある。その“真・善・美”を裏切らない日々を送る、と腹をくくる。そこからすべてが始まる。自分が変われば世界が変わる、という自覚を持って生きる心が龍神を動かす。そして、自分にとってベストなタイミングで、用意した器の大きさに応じて、龍神が役目を運んできてくれる。筆者は龍の存在を知ったその日から、人生を大きなスケールで見ることができ、まるで何者かに導かれているとしか思えないような物語が始まったといいます。
《龍を動かす秘訣》
龍とは、「巨大なエネルギーの流れ」のことです。龍に愛される人は「時間」、「空間」などを味方にして、目に見えないエネルギー循環に乗り、人生にいい流れを呼び込んでいます。“頭”ではなく、“腹”を決めた行動をとり美しい生き方をする、自分本位ではない未来を描く、“流れ”を意識して空間のエネルギーを高める、“気持ち”を伝える表現力を磨く、などの心掛けが大切です。エネルギーに流れをつかむには、その特性を知らなければならず、古来より伝わる風水では、「見立ての法」という手法が使われてきました。どんな空間も神域と見立て、自分の生きる時間を神話に見立てることで、人生で起こる不運にも意味を見出すことができます。そして苦しみすら愛せるようになると、時間が味方になり、何をしてタイミングが合い、運の流れに乗れるようになります。
《六龍法》
北極流占術のひとつ「六龍法」は、生年月日をもとに、人が生まれ持った内なるエネルギーを6種類の龍に見立てる占いです。人の心を形づくっているパターンを、「五大」と呼ばれる自然の要素「地・水・火・風・空」に月(夜)を加え、「月龍、地龍、水龍、火龍、風龍、空龍」の6つの龍に見立てています。六龍法を活用することで、自分に宿る龍を目覚めさせることができます。六龍法の各龍の項では、それぞれの基本性格、仕事の成功パターン、恋愛の傾向、開運方法など、さまざまなことがわかります。特に「品上がる秘訣」では、人生の指針を記しており、いつもこの秘訣をとどめ置くことで、生き方そのものが美しくなっていきます。美しい生き方を選び続けている人は、人生に幾多の苦労があったとしても、いつか必ず幸せになれます。
自分の龍だけでなく、すべての龍の要素を知り、さらに家族や普段関わる人の龍を知り、人間関係に六龍法を活用していくことで、良い変化が生まれるといいます。幸せな人生を送るための指標となる一冊なので、ぜひ書籍で確認してみてください。
目次
- 序章
- 第1章 龍の秘密
- 第2章 龍を動かす秘訣
- 第3章 自分に宿る龍を目覚めさせる「六龍法」
- おわりに
一言コメント
幸運をもたらす六龍の法則についてわかりやすく綴った本書は、読者が自分に宿る龍のエネルギーを引き出し、美しい生き方を実践するための道標のような内容となっています。龍神に興味のある方、自身の生き方や人間関係に悩みを持つ方に、ぜひ手に取っていただきたい充実の一冊です。
注目の文章ピックアップ
・龍の本当の働きとは、神様の世界と、人間の世界とをつなぎ、あなたを神様へ近づけるように導いてくれること。
・「六龍法」は、あなたにとって最も“美しい生き方”を教えてくれます。“運が良くなる生き方”よりも、“美しい生き方”を知ることのほうが、遥かに大切です。
・さりげなく、美しい気配りができる人は、龍神の功徳により、必ず運気が上昇するのです。
・「時間」と「空間」が味方になれば、あなた自身が神社の社となり、行く先々が神域となり、人生は神話となり、いつも龍がそばにいてくれるようになるのです。
・チャンスをつかむには、未来にいる進化したあなたへの変化と、そこへ至るまでの試練とを同時に受け入れる覚悟を瞬時に決めること。過酷なように見えて、それが幸せへのいちばんの近道なのです。
・普段から言葉に敬意をはらい、一言一言を大切にしていると、言葉の“重み”が変わります。
・断片化していた数々の出来事が「一本の流れで繋がった」と思える瞬間、あなたの心の中で、内なる龍が眠りから覚めるのです。
・あなたは目的があって、その日を選んで、生まれてきたのです。その時間と空間に生まれてこなかったら、出会えない人がいて、たどり着けない場所があって、果たせない使命があったということ。
・人の目には、理想を現実にする力があるのです。あなたが見立てた世界が、近い将来、そのまま現実となります。