龍のごとく運気が上昇する新しい時代の神社参拝
- 著者:SHINGO
- 出版:KADOKAWA
- 発行:2021年6月30日
- 価格:1,500円+税
- 頁数:256ページ
- 評者:井口 まどか
スピリチュアルブログ版ダイジェスト
「令和」に元号が変わり、約200年続いた「地の時代」が終わりを迎えて、2021年から本格的な「風の時代」がスタートしました。
私たちはすでに社会の仕組みや価値観の大きな変化を目の当たりにし、新時代の到来を体感しています。
風の時代は、本来の自分に還る、つまり、自分が神であることに気づく時代であると筆者は述べています。
そのためには、神社参拝が有効であるというのが筆者の主張です。
中でも、高エネルギーを持つ「龍のいる神社」へ風の時代ならではの参拝をすることで、神様や龍神様の御加護を得られ、運気が驚くほど上昇するのです。
《著者「SHINGO(しんご)」氏について》
本書の著者であるSHINGO(しんご)氏は、1度は企業に就職し、14年間勤務を続けるも、ストレスによってうつ病を発症し、退社を余儀なくされた経験があります。
退社後、心身のケアのために日本各地の神社や仏閣をめぐるうちに、和歌山県にある高野山金剛峰寺・奥之院(こうやさんこんごうぶじ・おくのいん)で、生まれて初めて龍に出会いました。
その後の筆者の人生が大きく好転したのは、言うまでもありません。
龍神様に許可を得て、龍について発信したブログが人気を集め、本の出版、記念講演の開催を手はじめに、日本国内のみならず、海外でのセミナーやイベントでも大成功をおさめています。
現在、日本が生んだドラゴン・スピリチュアルマスターとして、ワールドワイドに活躍しています。
《「龍」とはどのような存在か?》
「龍」は古くから「水の神様」として祀られており、神話や昔話などにも度々登場します。
龍は高次元の存在であり、本来は目に見えないものの、絵画、彫刻、置き物などとして実体化されていることもあって、私たちにとって非常に身近な存在です。
神様、天使、ユニコーンなどと同じ高次元の存在でありながら、龍は特に人間に近い存在であると筆者は述べています。
「龍」の文字を冠した人名が多いのも、その表れでしょう。
龍は「自由」の象徴であり、さまざまな場所に、さまざまな姿で現れると筆者はいいます。
森や湖といった自然界に存在する龍をはじめ、宇宙を創造した龍、人間の中にいる龍など、その姿は大きく分けて5つです。
5つのうち、守護霊のように、自分を守り、導いてくれるのが「守護龍」の存在です。
守護龍は、1人につき1柱必ずいて、その人を守っていると筆者は述べています。
龍にいつでも見守られていると想像するだけで、不思議と心強くなれます。
《筆者が厳選した龍がいる神社13社も必見》
本書では、筆者が特に強く「龍」の存在を感じたという神社13社が、具体的に紹介されています。
それぞれの神社で、龍を強く感じる場所や、おすすめの参拝方法なども詳しく解説されており、今すぐ訪れたい気持ちになるほどです。
また、地図上で13社を線で結ぶと、龍の形が浮かび上がるのも興味深いところです。
龍とつながり、運気を上げたいときには、特にエネルギーが高い神社を訪れてはいかがでしょうか。
目次
- はじめに
- 第1章 「新しい時代」の始まり
- 第2章 「新しい時代」の神社の役割
- 第3章 「龍」とは何か?
- 第4章 「新しい時代」の神社参拝
- 第5章 特選!龍がいる神社13社
- 第6章 神社で金運バクアゲ!
- 第7章 人類総神様時代
- おわりに
一言コメント
本書を読むと、高次元の存在である「龍」は実はごく身近にいて、常に私たちを見守っていることがわかります。自由の象徴である龍は私たちをあらゆる制限から解放し、本来の自分に還る手助けをしてくれるでしょう。龍は日本のすべての神社に鎮座しています。新時代の参拝方法を実践し、龍とつながって運気を高めましょう。
注目の文章ピックアップ
・「外向きの私」を脱ぎ捨てて、本来の私に還るために、神社を活用する時代です。
・御加護は目には見えませんが、確実に僕たちの人生に影響を与えています。
・私たちは今までの「立場」「身分」「役割」から、解放される方向に向かっています。
・こんなことができるのは、日本の神様が「寛容・許容」の神だからです。
・神様の「無条件の愛」のもとで、「あるがまま」の純粋無垢なパワーを思い出し、心身ともに「自由」になる。「神社」にはそんなエネルギーがあるのです。
・龍は人間の「制限」を外し、「自由」にする力を持っている。龍は「自由」の象徴なのです。
・「体験」は、「魂」が安住の地である「高次元の場所」を離れて、不自由な「肉体」をつけてでも得たいものなのです。
・龍は全知全能の存在。地球および宇宙レベルで人間を見ています。
・龍のエネルギーは、笑いと愛と癒やしそのもの。そう、龍はいつだって、人々が幸せに健やかに生きていくことを願っている。愛に溢れた存在なのです。
・神社参拝は、参拝者も元気になるし、その土地も元気になるのです。
・そして、何より、たくさんの人の願い事を見ている「視点」に立つことは、あなたが「龍の視座に座る」ということです。
・あなたが、単なる肉体としての存在ではなく、「神聖な存在である」と自覚するとき、地球には光の柱が立ち、真に平和で安全で愛に溢れた地球になります。